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子どもの声や音で隣家を気にしなくてよい、一戸建てを希望
以前住んでいた賃貸アパートはエレベーターがなく3階が住居部分だったため、階段での上り下りで、長男とベビーカーで出かけるのが大変だった。そこでアパートの契約更新が近づくタイミングで、引越しを検討開始。子どもが小さいので家の中で走り回っても騒音の気にならない一戸建てに絞って検討したそうだ。
「最初は夫の実家に同居する案もあったんです。でも、これから子育てしていくうえで今のコミュニティから出たくなくて。駅までの距離もちょうどよく、新しい商業施設もできるので、近所で土地や建売を見学し始めました」
一戸建てに住みたいという思いはあるものの、土地だけ見てもイメージがわかず、建売は似たようなタイプが多く、なかなか思い描く家に出会えない。「どこに行ったら自分たちの希望する家が建てられるんだろう」と周囲の人々に相談をすると、妻のママ友からスーモカウンターを紹介され、思い切って訪ねてみることに。
スーモカウンターで紹介された2件目の工務店に決定!
スーモカウンターでは「自分たちらしさを出した家に住みたい」ということを伝え、以前住んでいた賃貸アパートは結露がひどく、湿気やカビに苦しんだこともあったので、“風通しがよく防カビに強い家”を得意とする建築会社を紹介してもらった。
スーモカウンターからは4、5社の建築会社を紹介された。見学に行った1社目のモデルハウスはオーソドックスな感じで、もっと自分たちらしさを出したいと思いお断りした。
2件目のモデルハウスで見た一風変わった感じのスキップフロアと吹抜けを取り入れたプランに「空間の使い方がおもしろい!これだ」と思ってこちらに決めた。「初めて聞く工務店だったので、スーモカウンターでの紹介がなければ知らなかったと思います」と夫。
また、家を建てるに当たって心配だったことをスーモカウンターのアドバイザーが建築会社に的確に取り次いでくれていたので、家づくりの話もスムーズに進んだという。「難しい資金面についての説明もわかりやすく、丁寧に相談に乗ってもらえたので助かりました」
「人と違った家にしたい」楽しいプランニング
モデルハウスを見に行ったときから「段差のある生活っておもしろい」と感じていたので、段差のつくりにはこだわった。2階へ続く階段の途中には広めの踊り場をつくり、子どもが遊べるスペースに。また、1階の和室はリビングのフローリング床より一段下げてあるため、腰かけられる。
和室から階段へつながる吹抜け部分は、エアコンの暖気が逃げないようにロールスクリーンを取り付けてもらった。フックは和室の天井のほか下部にも設け、来客時はロールスクリーンを下ろすことで和室の目隠しにもなる仕組み。
友人を家に呼ぶのが好きな夫のこだわりで、玄関は広めに。家の第一印象が決まる場所ということで、大きく採光を取り明るくした。玄関の横にトイレを設置したので、外から帰ってきての手洗いなどは、こちらですますことができる。
水まわりは妻のこだわりがつまっている。鏡台を持っていなかったので、洗面の隣も全面鏡にして朝は洗濯機を回しながらお化粧しているという。キッチンとつながっているので動線もよい。
キッチンは作業スペースの奥に調味料を置けるスペースをつくってもらい、すぐ取り出せるようにした。シンクの上に手元灯をつけたので、食器洗いなどはこの明かりだけで十分だという。食器棚の下部はゴミ箱を収納できるようにしたのでスッキリとしている。
また、リビングの窓際には将来子どもたちが宿題などをする作業スペースとしてカウンターを設置。現在はパソコン台として活用している。
自分たちのこだわりをカタチにすることができて大満足!
家を建てることに決め、モデルハウスを見学するうちに、夢が広がっていったというTさん一家。スーモカウンターのアドバイザーや建築会社の担当者と話を進める中で、その一つ一つの想いをカタチにすることができたのだという。
新居に住んでからはなにもより人を呼びやすくなったのが生活の大きな変化。週末には夫の会社の同僚がTさん宅に集うことも多いという。もうすぐ第2子が誕生するというTさん一家。あとはベビーが誕生するのを待つばかり。これからさらに来客が多くなることだろう。
取材・文/小松野富貴 写真/河原大輔
- DATA
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土地面積 約128㎡ 延床面積 約104㎡ 建築費 1500万~2000万円以内 間取り 3LDK+S 世帯構成 夫(30代)、妻(30代)、子ども(1歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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カウンター店舗 スーモカウンター ニッケパークタウン加古川店 紹介された建築会社数 4~5社 受けたサービス 個別相談