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便利な駅近マンションから、子育てに良い環境を求めて
資産価値を考えて、大阪府内の国道沿いの駅近マンションを購入して住んでいたOさんだったが、子どもが生まれてみると空気の汚れや騒音が気になり始めた。「すぐ前の道路は車の交通量が多く、窓は一日中一年中閉め切ったまま。もっと静かで空気がきれいな場所への住み替えを考え始めました」。ちょうどそのころ、消費税の増税が決まり、「どうせならその前に」と、本格的に動き出すことにした。
マンションの売却から土地探し、建築会社探しまでやることになったOさん。「消費増税前というタイムリミットがあるのに、どう動けばいいのかわからなくて。困っていたときに、ふと手にした地域情報誌でスーモカウンターの広告を発見。近いし無料だし、とにかく行ってみよう、ということになりました」
6時間をかけて、スーモカウンターで5社と面談
「スーモカウンターでは、窓口の方がしっかりと話を聞いてくれて。『こんな家を建てたい』という思いを本気でぶつけることができました。家の中の環境を良くするには、建物の断熱性や気密性が重要だと思っていたので、そういう点を重視している会社を5社ピックアップしてもらいました」
後日、朝10時から1時間ずつ、5社との面談を1日でこなし、その場で2社に絞り込んだ。まだ土地が決まっていなかったので、「30坪ならどんな家が建てられるか」ざっくりとした予算とプランを出してもらって比較検討することにした。
モデルハウスで宿泊体験。心地よさを実感した会社に決定!
そのうちの1社では、モデルハウスの宿泊体験にも参加した。「実際にひと晩暮らしてみると本当に快適で。担当者とコミュニケーションが取りやすかったこともあり、最終的にその会社に決めました」。熱交換換気システムを採用し、ほぼすべての開口部に遮熱ガラスを使用した住まいは、真夏の日中に室内からガラスに触れても全く熱さを感じないほどの断熱性。「宿泊体験で実感した心地よさそのまま。もともと静かな住宅地ですが、防音効果もあるこのサッシのおかげでさらに静か。雨が降っていても全く気付かないほどです」
子どもの成長をさりげなく見守れる家にしたくて
子育てのために決めた引越しだけに、間取りももちろん子育てのしやすさを重視。1階は、キッチン、ダイニング、リビング、和室を一直線に並べて、一目で見渡せるようにした。また、玄関から子ども部屋へは、必ずリビングを通るようリビング階段をレイアウト。「家を建てて何より良かったのは、妻の実家に近くなったこと。祖父母と触れ合える時間が増えて、娘もとても喜んでいます」
上下階の移動が少なくて済むように収納はたっぷりと
「それまで暮らしていたマンションとは違い、一戸建てになると上下階の移動が不可欠になるはず。物を持ち運びする手間をできるだけ減らせるように、収納は必要な場所ごとにたっぷりと用意しました」。特に、玄関、キッチン、寝室には大型の収納を確保。最小限の家具ですっきり暮らせるようにした。
注文住宅だから手に入った、自分たちらしい住まい
消費増税を前に、マンションから注文住宅への住み替えに踏み切ったOさん。「思った以上に金利が下がっていたこと、マンションのような管理費や修繕積立金が要らなくなったことで、月々の支払いは以前より少なくなりました」。毎月の負担が軽くなり、床面積も快適さも格段にアップした住まいで、のびのび健やかに暮らすOさんファミリーだ。
取材・文/伊東美佳 写真/河原大輔
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土地面積 約 171.9m2
延床面積 約 103.5m2 建築費 約1800万円台 間取り 4LDK 世帯構成 夫(38歳)妻(34歳)長女(4歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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カウンター店舗 紹介された建築会社数 5社 受けたサービス 個別相談
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