静岡県に住んでいたUさん夫妻。もともと長女が小学生になるまでに、夫の地元である群馬県に移住しようと計画していました。そして、夫の実家を建て替え、両親と暮らす二世帯住宅を建築。玄関や水まわりは両世帯で一緒に使う「完全共有型」二世帯住宅におけるプランのこだわり、入居後の暮らしの変化について伺いました。
静岡で暮らしながら、群馬にある夫の実家を二世帯住宅に建て替え
静岡県に住んでいたUさん家族。結婚当初から、子どもが小学校に進学するまでには夫の地元である群馬県に移住することを決めていたのだそう。
「長女が年少さんのときに本格的に移住することを考え始めました。土地から探すのは大変だったので、夫の両親の住む家を二世帯住宅に建て替えることに」
静岡県に住みながら群馬県に家を建てる相談が可能な依頼先を見つけるために、Uさん夫妻はスーモカウンターを訪問。予算も含めて要望をアドバイザーに伝えたところ、幅広いエリアで展開している2社を紹介されました。
「スーモカウンターは、テレビCMを見て知りました。店舗は足を運びやすい場所にありましたし、静岡から群馬へとエリアをまたぐため施工エリアが幅広い建築会社を探していたことや、予算内で二世帯住宅を建てるなどの条件があったので、自分たちに合った建築会社を探すにはスーモカウンターに相談するのが一番の近道だと思いましたね。
紹介していただいた2社のうち、営業さん、スタッフの皆さんの印象が子どもを安心して預けられるくらい良かった会社に依頼することを決めました」
実家の間取りをベースに、二世帯で暮らしやすいプランを検討
こうして、スーモカウンターで依頼先の建築会社と出合ったUさん。打ち合わせは基本的に静岡でUさん夫妻が行い、適宜両親もオンラインで参加しながら進めました。なるべく家族6人全員の意見を取り入れながら、最善の方法で計画するように心がけたと言います。
「特に、大人4人の意見のすり合わせは大事にしました。オンラインで両親が打ち合わせに参加できない場合は事前に要望を聞いて、打ち合わせで決まったことを共有するようにしていました。私たちが主導で打ち合わせを進めていたので、なるべく両親の暮らしやすさをイメージするように心がけました。
予算の都合で玄関や水まわりなどを共有するタイプの二世帯住宅のプランにしたので、新しい家になったことで両親が暮らしにくくならないよう、1階の間取りは以前の家の間取りを踏襲して、子世帯のスペースである2階の間取りに洗面台、トイレ、屋根裏収納を追加しました。そのほかは仕様内でオプションを付け過ぎないようにしつつ、生活動線がスムーズになるよう使いやすさや掃除のしやすさにこだわりました」
建築中は群馬に住む両親が定期的に現場を見に行き、工事の進捗状況を共有してもらい、地鎮祭や上棟式などの際にはUさん一家も静岡から足を運び、家づくりを進めていきました。
お互い快適に暮らせる間取りで、より良い関係性が築けてきた
新居での二世帯暮らしがスタートしたUさん家族。もともとの間取りを活かしながら、コンパクトな家事動線になったことで家事がしやすく、快適に暮らせるようになったそう。
「水まわりが集約されているので、家事動線がコンパクトで同時進行しやすくなりました。玄関からすぐにバスルームに直行できるので、帰宅してすぐに子どもをお風呂に入れられるのがとてもラクですね」
また、二世帯での暮らしになったことで両世帯のコミュニケーションが活発になり、子育てもしやすくなったと感じているというUさん。
「祖父母とかかわる時間が多くなり、子どもたちにもプラスになっていると感じます。大人の目が増えたことで、子どもから目を離しても安心して家事ができるようになりました。
また、以前の住まいではペットが飼えなかったので、祖父母が飼っているペットの世話ができるようになって子どもたちは喜んでいます。娘が祖母と一緒に料理をしたりと、二世帯暮らしだからこそお互いに良い関係性を保てていると感じています」
取材・文/金井 さとこ 写真/ご本人
- DATA
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土地面積 182.73㎡ 延床面積 59.62㎡ 建築費 2800万円台 間取り 4LDK 世帯構成 夫(30代)妻(30代)長女 長男 祖父(60代)祖母(60代)
- スーモカウンターで受けたサービス
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カウンター店舗 スーモカウンターららぽーと磐田店 紹介された建築会社数 2社 受けたサービス 個別相談