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実例を中心に、注文住宅のノウハウをご紹介します。

「ガレージと土間がある家を建てたい」育休中に建築会社探し、黒の外壁×木材のスタイリッシュな注文住宅を実現

Nさん宅の注文住宅実例

子どもの誕生をきっかけにマイホームを計画し、育休期間中に建築会社を決めようと考えた大分県のNさん夫妻。友人が紹介してくれたスーモカウンターを通して、希望していた「インナーガレージと土間がある家」を建ててくれる建築会社と出合い、ランドリールームや小屋裏収納もあるこだわりの家が完成しました。

Nさん宅の間取図/注文住宅実例

夫妻がこだわったインナーガレージと趣味の土間空間

大分県のNさんは、マイホームを建てることを決めたとき、妻の実家の近くに父親が相続した土地(古家付き)があったことから、そこに注文住宅を建てることを決めました。
完成したのは、ブラック一色の外壁に黒いドアの家で、夫が絶対条件に掲げていたシャッター付きのインナーガレージも設けました。

「車が好きだからという理由ではなく、鉄工場が近くにあり、鉄粉が飛んできて車についてしまうのと、夫が花粉症もあるので、車を外の空気に触れさせないように夫用のインナーガレージをつくり、玄関から直接出入りできるようにしました。また、庭はいらないと思ったので、その分ガレージを広くして子どもの遊び場所にと思いました」

同じ理由から、外壁も黒い汚れが目立たないよう黒で統一しました。

Nさん宅の外観/注文住宅実例

黒い外壁と黒い瓦屋根、屋根には太陽光パネルも設けた

一方、妻がほしかったのは趣味の陶芸をする土間(ワークショップ)でした。

「粘土が床に落ちたら水でジャブジャブと洗える場所がほしかったので、床をタイルにして手洗い場を設けて。子どもが小さいうちは、絵を描いたり、工作を広げたり、好きなだけ汚して遊べる空間としても使えます」というワークショップは、数年後は親子で創作を楽しむ場になりそうです。

明るい2階リビング。暮らしの変化に対応できる間取り

黒い玄関ドアを開けると、内装は白と木とグレーをベースにした明るい空間が広がります。

Nさん宅の玄関/注文住宅実例

インナーガレージと直接出入りできる玄関ホール

1階は、土間空間(ストックルーム)と寝室と夫の部屋を確保して、2階に23畳のリビング・ダイニング・キッチンと水回りをまとめて、2階で生活が完結する間取りを目指しました。2階が暮らしのメインスペースだからこそ、階段の勾配をゆるやかにして、上り下りをラクにしています。

Nさん宅のリビング/注文住宅実例

リビングの天井は急こう配天井で、小屋裏収納とつながる

「こだわったのは間取りです」とNさんが話すように、間取りで重視したのは、その時々の家族の状況に合わせて使い方を変えられる柔軟性のある家でした。リビング・ダイニング・キッチンとつながる洋室は、今は子どもの遊び場やお昼寝の場になっています。

「いずれは子ども部屋にするか、リビングの隣が嫌なら1階の洋室を子ども部屋にするか、将来子どもが独立して親と同居することもあるかもしれないし、柔軟に対応できるように考えています」

リビングの6連窓はグレーのアクセントクロスとマッチして印象的な空間です。高い位置からの光も取り込み、天井を急こう配にして開放感をアップ。収納は階段で上る小屋裏収納、ウォークインクローゼットなど大型の収納スペースを設け、置き家具は最小限にしているので、部屋が広く感じられます。

Nさん宅のリビング/注文住宅実例

小屋裏収納から見下ろしたリビング

使いやすいキッチン、ゆとりあるランドリースペース

妻のお気に入りはキッチン。クリナップのシステムキッチンを採用し、天板はセラミック、シンクをステンレスにしました。届きにくい吊戸棚は設置せず、明り取り窓をつくり、シンクと背面のカップボードの距離を十分にとるなど、こだわって細かく選びました。海外製の大容量の食器洗い機をつけて家事がラクになり、大正解だったそう。コンロは空気を汚さないIHクッキングヒーターを採用、自然換気ではなく、機械で給気・換気を行う第1種換気装置にもこだわりました。

Nさん宅のキッチン/注文住宅実例

作業スペースを広く取ったペニンシュラキッチン

ダイニングテーブルはキッチンと並べて、食事の準備や後片付けをラクにしました。ダイニングテーブルの近くの机カウンターは、書き物をしたり、子どもが宿題するなど、便利に使えそうです。

Nさん宅のダイニング/注文住宅実例

キッチンの延長上にダイニングテーブルをレイアウト。キッチン周りは黒が多い

キッチンの近くに、洗面台、ランドリースペース、トイレなど水回りを集約。洗濯物は外に干せないためランドリースペースは3畳と広くとり、浴室の前室の脱衣室も2.5畳確保しました。

子どもが生まれ将来計画が立てやすくなり家づくりを決断

家づくりのきっかけになったのは、子どもの誕生でした。
「子どもをなかなか授からなくて、家族構成がどうなるか分からなかったので、マイホームの購入に踏みきれませんでした。2022年6月に子どもが生まれて、子どもがいる生活を具体的にイメージできるようになって、夫に『いずれ家を建てるなら早くしよう』と言われて、動きだしました」

家づくりで重要なのは建築会社選び。妻の育児休暇は9カ月、「職場に復帰後は家事と育児と仕事の両立で忙しくなるから、育児休暇中に建築会社だけでも決めてしまえば安心」と、早速行動を開始しました。

Nさん宅の外観/注文住宅実例

外壁もサッシも黒で、軒下は木を採用

「住宅展示場に行って、聞いたことがある名前の建築会社のモデルハウスを3件ほど見学しました。インナーガレージと陶芸作業をする土間のような空間をつくるには3階建ての家になるのかと思っていましたが、それを伝えると『3階建ての家はうちではやっていません』と断ってきた会社がありました。『3階建てでなくてもこうすればできますよ』といった提案もなくてがっかり。モデルハウスの雰囲気だけ感じて帰ってきました。

また、ある1社は、帰ってすぐに自宅に訪ねてきたので、気持ちが引いてしまって、結局どの会社とも具体的な話は進まず、また話を聞きたいと出掛ける気にもならず、これからどうするか分からなくなってしまいました」

進まない建築会社選び。友人の紹介でスーモカウンターへ

Nさんと同じ時期に建築会社選びに悩んでいた友人から、スーモカウンターの話を聞きました。特定の会社を強く勧められないかという不安がありましたが、友人は「気軽に相談できて、自分たちに合う建築会社をパパっと紹介してくれて、トントン拍子に話が進んだ」と聞いて紹介してもらい、訪問することに。

スーモカウンターでは3社紹介してもらいましたが、Nさんは幅広く検討したかったので、他に気になる地場の建築会社とコスパ重視の会社を自分で探して訪問。

Nさん宅のリビング/注文住宅実例

キッチンに立つとリビング全体が見える間取り

「建築費が高い会社ばかり紹介されたらどうしようと思っていましたが、最初に予算と要望を伝えて、私たちに合う会社を紹介してくれました。面談して要望と合わないと感じたら、あらためて別な会社も紹介できるし、営業担当を変えてほしいと感じたら言ってください、紹介した会社だけにこだわらなくて大丈夫と言ってくれたので心強かったです」

面談も1回で決めずに、間取りと見積もりを出してもらい、じっくりと比較検討し、最終的に決めたのはスーモカウンターで紹介してもらった会社でした。

「実は名前も知らなくて、自分たちだけでは候補にもあがらなかった会社でしたが、間取りや見積もり、性能など、どの点から見ても合格点で不満がなくバランスが良かったことが決め手でした。最初にインナーガレージと土間はマストと決めていたので、建築会社選びに時間がかかったのかもしれませんが、自分たちで一から調べるのは大変なので、要望を聞いて候補をしぼって紹介してもらえて良かったです」と話しています。

目標どおりに育児休暇が終わる前に建築会社と契約したNさん。2023年4月に契約、竣工は2024年2月でした。

「よく聞く話ですが、基礎工事が終わったときに、こんなに狭くて大丈夫なのかと思いましたが、完成したら思ったより広くて良かったです」と振り返るNさん。冬の終わり頃に入居してから5月中旬までエアコンなしで過ごしましたが、断熱性が高いため、冬も寒くなく過ごせたといいます。
1歳になったお子さんは、家中を走り回っているそうですが、子どもの泣き声や足音で近所に遠慮することなく、マイホームで安心して子育てができる幸せをかみしめています。

取材・文/佐藤由紀子 写真/ご本人

DATA

Nさん宅の外観/注文住宅実例

土地面積 151.72㎡
延床面積 148.22㎡
建築費 2700万円
間取り 2LDK+土間(ワークショップ)+インナーガレージ+ランドリールーム
世帯構成 夫(35歳)妻(40歳) 長男(1歳)

Nさん宅の間取図/注文住宅実例

スーモカウンターで受けたサービス
カウンター店舗 スーモカウンターパークプレイス大分店
紹介された建築会社数 3社
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