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スーモカウンター注文住宅のサービスをご利用いただいて建てたお住まいの
実例を中心に、注文住宅のノウハウをご紹介します。

20代夫妻が建てた注文住宅。広い収納、独立洗面台など、暮らしに密着したこだわりで”シンプルだけど飽きない家”を実現

Kさん宅の注文住宅実例

神奈川県相模原市に念願の新居を建てたKさん夫妻。それまで住んでいたのは町田市内の2DKのアパートだが、夏の暑さは部屋に置いてある飴やチョコレートが溶けるほど。エアコンはリビングのみにあり、何年住むかわからない物件の寝室には設置しなかったため、辛い思いをしながら寝ていたという。そんな状況の中、2年後の契約更新前までに家を建てて移り住みたいと考えるようになり、実際に動き始めた。夫26歳、妻24歳の決断だ。

20代の若さで住宅ローンが組める? スーモカウンターで相談

上の写真で夫妻が手にしているのはバリトンサックスとクラリネット。地域の市民楽団で活動しており、以前のアパートはこれらの楽器を収納するスペースにも困っていた。

夫が言う。

「2人も実家が一軒家ということもあり、住むなら戸建てがいいよねという話はしていました。とはいえ、建築会社選びやローンの組み方、土地探しなど、何もわからなかったので近くのスーモカウンターに飛び込んだんです。モデルハウスの見学はまだしておらず、これが家づくりに向けてのファーストアクションでした」

スーモカウンターの担当者は30代の男性。建築会社ごとの特徴やエリアごとの土地価格の相場などを教えてもらう。相談当時、Kさん夫妻は26歳と24歳の若さだった。

「若いけれども、定年までにローンを払い切って資産として残したいという思いを伝えて相談に乗ってもらいました。いろんな視点で意見を聞きたかったので、住宅ローンに関しては別にファイナンシャルプランナーにも相談しています」

Kさん宅の外観/注文住宅実例

妻が沖縄出身ということで、完成した家の玄関にはシーサーが鎮座する

散々探して一度決めた土地から現在の土地に乗り換え

スーモカウンターから紹介された建築会社は4社。その中で、自分たちと同じように「私も20代で家を建てたんですよ」と言う女性担当者がいた。親身になって土地を探してくれる姿勢にも好感がもてたという。最終的には希望エリアで最寄駅から徒歩30分の土地に決めた。

「実は、別の土地を買うつもりになっていて、契約直前まで話が進んでいました。でも、その土地は縦長で間取りを考えるとちょっと使いづらいことや、プロパンガスで下水も通っていないことが気にかかっていたんです。契約に迷いが残っている状態にいた頃、女性担当者から、『土地が新規で出るので見ますか?』という話をいただいたんです」

決めていた土地と比べて金額は200万円ほど上がるが、都市ガスも下水道も完備。将来子どもをもつことを考えている夫妻にとって、保育園や小学校が近くにあるという点も魅力的だった。結局、契約直前まで進んでいた候補は見送り、この土地を購入することにした。

Kさん宅のリビングキッチン/注文住宅実例

リビングキッチンにて。時計が掛かっている柱は建物の構造上、必要だったという

個性あふれる家より、“長く住んでも飽きない家”

そこからはいよいよ家づくり。女性担当者と相談しながら間取りを詰めて、最終的には建築士から細かいアドバイスをもらった。

「個性あふれる家というよりは、シンプルで長く住んでも飽きないことに重点を置きました。希望したのは広い収納、独立洗面台、2台分の駐車場などです。とくに以前のアパートは洗面台が狭かったので、朝の準備で時間がかぶると妻はテーブルの上に鏡を置いて化粧をしている状況。今は妻が化粧をしている横で僕がドライヤーを使ったりできます」

Kさん宅の独立洗面台/注文住宅実例

バスルームにつながる広い独立洗面台

階段下のスペースも有効活用し、掃除ロボットやセカンド冷凍庫を収納している。

Kさん宅の収納/注文住宅実例

設計段階からきっちり収まるように依頼

セカンド冷凍庫は夫の希望だ。

「大型スーパーで冷凍のものを大量に買う時代なので、ずっと欲しかったんです。まとめて買った肉も小分けにして冷凍しておけば買い物の手間が省けます」

Kさん宅のセカンド冷凍庫/注文住宅実例

すでにある冷蔵庫に入りきらないものも、こうして保存しておける

手狭になるのでソファーは置かず、テーブルと座椅子に

2階には寝室、将来の子ども部屋、トイレなどを作った。

Kさん宅の寝室/注文住宅実例

寝室には夫の漫画コレクションを収める本棚も

一方の部屋には座椅子でくつろげるスペースがある。

「手狭になるのでソファーは置きたくなかったんです。テーブルは下にヒーターが付いているので冬にはこたつになります。座椅子もテーブルも僕が一人暮らしをしていた頃から使っているものですね」

Kさん宅の洋室/注文住宅実例

「欲を言えば掘り炬燵(ほりごだつ)にしたかったんですが予算的に断念」と夫

1階のトイレは奥行きがあって明るい空間にした。

Kさん宅のトイレ/注文住宅実例

これより少しだけ狭いトイレが2階にもある

防犯・安全面にも気を使った。「このご時世なので」ということで、インターホン連動の防犯カメラを4カ所に取り付けた。

「こだわった点としては、外のコンセントやバッテリーから電源をとるのではなく、室内の配線直結の電源にしたことです。見栄えもありますが、建築会社の担当者から『直結のほうが故障しにくい』といわれて、そちらを選びました」

Kさん宅の防犯カメラ/注文住宅実例

ネットワークに繋がっているわけではないが、データは残る

住んでみてわかる小さな不便も

この辺りは閑静な住宅街で家の裏には緑道もある。

Kさん宅の外観/注文住宅実例

のんびりと散歩をするにはうってつけの環境(写真/本人提供)

後悔するほどではないが、住み始めてから気づいた不便はいくつかあったそうだ。リビングの窓越しに通行人と目が合うことが多いので、垣根はもう少し高くすればよかったという。また、洗面室のホスクリーンも、もう少したくさん干したかったので竣工後に1本追加してもらった。さらに、キッチンに付けたセンサー式の蛇口はお皿を洗った後の手の動きに反応して、意図しない時にジャーっと水が出てしまう。

「住んでみないとわからないことがたくさんありました。ただ、家が完成したら終わりではないので、そういう細かいところも含めてこれから手を入れていければと思っています」

スーモカウンターのメリットは情報を整理できること

最後に、家づくりを検討している人へのアドバイスをKさん夫妻に聞いてみた。

「インターネットで情報を集めることはできますが、どの情報が正しくて、どの情報を信じればいいのかわからなくなっている人が多いと思います。でも、スーモカウンターで対面で相談すると、その情報を整理できるし、的確なアドバイスももらえるので良かったと思っています。僕らは3時間ぐらいたっぷりと話しましたが、あっという間の時間でしたね」

「個性あふれる家というよりは、シンプルで長く住んでも飽きないことに重点を置いた」と言いつつも、完成した家はそこかしこに工夫とこだわりが詰まっていた。

取材・文/石原たきび 写真/片山貴博

DATA

Kさん宅の外観/注文住宅実例

土地面積 167.59㎡
延床面積 98.53㎡
建築費 約2600万円
間取り 3LDK
世帯構成 夫28歳、妻26歳

Kさん宅の間取図/注文住宅実例

スーモカウンターで受けたサービス
カウンター店舗 スーモカウンターららぽーと海老名店
紹介された建築会社数 4社
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