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スーモカウンター注文住宅のサービスをご利用いただいて建てたお住まいの
実例を中心に、注文住宅のノウハウをご紹介します。

「ここだ」と思ったのは急坂と石段の上にある土地。ホームバーに広いキッチン、リビングでは鉄道オタクの長男が遊ぶ

Mさん宅の注文住宅実例

ともに同じ金融系企業に勤め、子育て中のMさん夫妻。京都市内の社宅マンションに住んでいたが、3LDKとはいえ収納がほとんどない。また、キッチンがリビングの一部にあったため、小さい子どもにとって危険だと感じていた。家を建てることを決めたきっかけは、夫の横浜転勤決定と、育休明けの妻の東京勤務再開が迫っていることだった。こうして、育休中の妻主導で横浜エリアの土地を探し始める。

Mさん宅の間取図/注文住宅実例

スーモカウンターで紹介された営業担当者の熱意。「私もついて行っていいですか」という一言に感動

家づくりを考え始めたMさん夫婦は、横浜のスーモカウンターを訪れた。そのときの感想について、妻はこう言う。

「本当に何もわからない状態で行ったので、家を建てるにはまず自分たちで土地を探さないといけないということも初めて知ったぐらいです。ローンに関しては世帯収入から金額の幅を算出してもらい、最終的には金利が変動で一番安い金融機関を選びました。建築予算はできるだけ抑えたいと伝えたところ、それに合いそうな建築会社を3社紹介していただきました」

3社と面談したが、提示された金額がやや高い。それをスーモカウンターに伝えると、もう少し費用を抑えられるという3社を追加で紹介してくれた。ただし、最終的に依頼したのは最初の3社のうちの1社だった。

「営業担当の男性がとにかく熱心だったんです。紹介してくれた土地を一緒に見学した際に、いまいちだったので『この後、他社の分譲地を見に行きます』と伝えたら、『私もついて行っていいですか』と。驚くとともに感動しました」

土地を選んだ決め手は駅近、眺望、妻の実家からのアクセス

いくつかの土地を見学したが、どれも帯に短し襷(たすき)に長し。「ここだ」と思ったのは、前述の営業担当者と一緒に見に行った横浜市内の土地だった。

「決め手は駅から近いこと、高台なので眺望がよいこと、満足できる広さだったこと、私の実家からのアクセスがよいので子育てをアシストしてもらえること。横にいた営業担当の方の感想も『いいと思いますよ』というもので、『土地を買うときは勢いも大事ですよ』の一言にも背中を押されました」(妻)

結果的にこの土地を購入し、建物をこの建築会社に依頼することにした。なお、その土地へのアクセスには幹線道路から折れた先で急な坂と石段を上る必要がある。

「将来的にバリアフリーへの懸念もありますが、逆に足腰が鍛えられるかなとプラスに捉えました。子どもたちも近くの保育園に入れたし、小学校も中学校も近いので、子育ての環境としては完ぺきです」と妻は笑う。

Mさん宅の外観/注文住宅実例

30段ほどの石段を上った先にあるのがMさん夫妻宅

玄関ホールの洗面台は「お値段は高かったんですが、ちょっと奮発しました」

土地が決まれば、いよいよ建物の建築が始まる。ここから先はとんとん拍子に進んだ。

「希望をどんどん乗せていくと予算がオーバーするので、営業担当の方からは『こことここは削れますよ』、『逆に、ここはあえてお金をかけた方がいいですよ』など、私たちからは見えない視点でアドバイスをいただけました」

まだ京都に住んでいたため、現地に赴いたのは地鎮祭、上棟式、引き渡しの3回のみ。しかし、アプリを通じて進捗状況の写真を送ってもらえたのがありがたかったそうだ。

こうして完成したのは、二人の理想が詰まった新居。まず、玄関を開けて中に入ると外から帰ってきてすぐに手を洗える洗面台が現れる。

Mさん宅の洗面台/注文住宅実例

「お客さんも使えるものなので、お値段はちょっと高かったんですが奮発しました」と妻

Mさん宅のトイレ/注文住宅実例

「白だとつまらないので、ちょっと冒険した」という1階のトイレの壁紙

Mさん宅の主寝室/注文住宅実例

主寝室のブラケットライトは電気工事が必要だが、雰囲気づくりにはもってこい

2×6(ツーバイシックス)工法でリビングは冬でも暖房いらず

2階にはリビングキッチンや浴室などがある。

Mさん宅のリビング/注文住宅実例

3歳の長男は立派な鉄道オタクで、横須賀線のTシャツを着て阪急電車を走らせる

壁は断熱性を重視して2×6工法を選んだ。厚さは2×4壁の約1.57倍。ひときわ優れた断熱性能を誇る。

「驚いたのは寒い時期でも暖房なしで快適に過ごせること。京都の冬は底冷えがひどかったので本当に大違いです」

Mさん宅の窓/注文住宅実例

リビングは南向きで、採光用の下の小窓によって開放感も増す

この土地に決めた理由の一つが眺望のよさ。リビングを2階に配したのも、家族でそれを満喫するためだった。現在は隣に別の家が建築中だが、“想定内”だと笑う。

「分譲地の一角なので、ある程度の眺望が遮られるというのは想定内でした。採光や風通しも大きな変化はありません」(夫)

Mさん宅の眺望/注文住宅実例

入居時はこのように遠くまで見渡せる眺望だった(写真提供/Mさん夫妻)

キッチンの隣に浴室を配して水回りをまとめた

家を建てるにあたって妻が希望したのは広いキッチン。

「京都では築30年のマンションだったので、シンクの汚れも取れにくかったんです。今のシンクはそもそも汚れにくい材質になっています。非接触型のタッチレス水栓で、調理や後片付けの作業がはかどりますね」

Mさん宅のキッチン/注文住宅実例

電子レンジやオーブンなどは京都時代のものをそのまま使用している

また、キッチンの隣に浴室を配することで水回りをまとめることができた。その浴室はお風呂に入っているときにも洗面所を使えるように、脱衣所と洗面所を分けたのがこだわりだ。

Mさん宅の洗面所/注文住宅実例

洗濯後は基本的に乾燥機を使うが、念のため室内物干しも設置した

約200本のボトルが並ぶホームバーは夫の癒やしスペース

一方、夫の唯一の希望はホームバーだった。ウイスキー好きが高じて、これまでに集めたボトルは約200本。

「ここでの晩酌は至福のひとときです。新婚旅行先もスコッチの聖地と呼ばれるスコットランドのアイラ島でした。妻はまったくお酒が飲めないのに、よく許してくれたと思います。スピーカーも4つ付けてもらって、オーディオルーム兼リモートワーク部屋としても使っています」(夫)

Mさん宅のホームバー/注文住宅実例

右のカウンターは1枚板を別注で手配してもらったという

建築前~入居直前まで夫は京都で働いていたため、横浜での打ち合わせは育休中の妻が担当した。とはいえ、各業者やインテリアコーディネーターとのオンライン打ち合わせには夫も参加して、それはトータル数十時間に及んだ。

入居は2024年2月。室内は整ってきたが、外構はまだ手付かずだ。

Mさん宅の外構/注文住宅実例

今後、小さな庭として整備していきたいという空間

妻が言う。

「石段の脇には砂利が敷かれた3段のスペースがあるんですが、ここは花壇にしたいと思っています。そのうちの1段はものが増えてきたときのために物置用に取っておきたいですね」

Mさん宅の石段/注文住宅実例

ここが花壇になればエントランスの印象がずいぶん変わりそうだ

スーモカウンターで予算を把握してから比較できたのがよかった

遠方にいながら、理想の注文住宅を建てることに成功したMさん夫妻。成功のポイントはどんなことだったのだろうか。

「注文住宅はすべてが自由なんですが、逆に言えば決めることが多くて大変でした。私たちの場合はスーモカウンターで紹介してもらった建築会社の中で運命の1社に出合えて、希望通りの家を建てることができました。いきなり住宅展示場などに行くと憧れだけが先に立ってしまうので、あらかじめ予算を把握したうえで色々と比較できたのはよかったと思います」

取材・文/石原たきび 写真/片山貴博

DATA

Mさん宅の外観/注文住宅実例

土地面積 約165㎡
延床面積 約107㎡
建築費 約3000万円
間取り 4LDK
世帯構成 夫(42歳)、妻(38歳)、長男(3歳)、長女(1歳)

Mさん宅の間取図/注文住宅実例

スーモカウンターで受けたサービス
カウンター店舗 スーモカウンター横浜東口店
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