結婚後、賃貸マンションで暮らしていたYさん夫妻。ひと足先に家づくりを経験した弟の話をきっかけに家づくりをスタート。妻の育休期間にじっくりと取り組んだ家づくりについてお話を伺った。
ひと足先に家を建てた弟に触発されて
2019年の結婚後、ずっと賃貸マンションで暮らしていたというYさん夫妻。
「結婚後に暮らし始めた新居の住居費は、勤務先の家賃半額補助制度を利用していましたのでとても助かっていましたが、利用できる期限は7年間のみ。いずれはマイホームを検討しなければと思っていました。2023年に長男が誕生したころ、兵庫県内の別の市で暮らしている弟が先に注文住宅を建てたんです。そこで、どんなふうに家づくりをしたのか話を聞かせてもらうことになりました」と夫。
いきなり住宅展示場へ行くのは不安で
大手ハウスメーカーで家づくりをした弟の住まいを見学し、自分たちもそろそろ前向きに動き始めようと思ったというYさん。
「まずは弟が建てたハウスメーカーを紹介してもらって、モデルハウス見学へ行ってみたのですが、思っていたよりも予算が高くつきそうだとわかりました。弟とは同じ兵庫県内でもエリアが違うので、土地の相場も違うため、自分たちでもいろいろと調べてみました。そんな時、インターネットで何もわからないところからの家づくりでも、一から相談に乗ってくれるスーモカウンターの存在を知りました。注文住宅がいいのか建売住宅でもいいのかも決めかねていて、そこから相談できるということで、一度話を聞きに行ってみることにしたんです。それが2023年の8月でした」


より自由度の高い注文住宅を選択
弟の家づくりの話を聞いて、予算は土地込みで4500万円程度、LDKは20畳くらいは欲しいという大きなイメージはあったというYさん。
「スーモカウンターではまず、注文住宅と建売住宅の違いからご説明をしていただきました。そして、私たちの希望を少しずつ伝えていったところ、より自由度の高い家づくりができる注文住宅の方が私たちの考えに合うのではないかとアドバイスをいただきました。そこで、まずは各社のパンフレットを見せていただき、施工実例などから好みのデザインを絞り込んでいきました。その中から、さらに価格帯の異なる4社をピックアップしてご紹介いただくことに。『価格の高い方から見に行った方がいいですよ』との助言もあり、それぞれアポイントを取っていただいくことになったんです」
予算、広さ、立地のすべてが気に入る土地探しに苦戦
デザインテイストはシンプルモダンが好みだったというYさん。アドバイス通り、価格が高い会社から順に4社の家づくりの特徴を聞き、土地の相談も一緒に行った。
「最初は妻の職場近くの土地を希望していたのですが、なかなか思うような価格で、希望する広さの土地が見つからず、私の職場近くでも探してみました。広さは希望に叶う土地があったのですが、周辺の環境がイマイチ気に入らず、さらに範囲を広げて探すことになりました。自社の土地探しアプリでサポートしてくれる会社もあり、すぐに良い土地が見つかるかなと期待していましたが、予算、広さ、立地など、すべての条件がぴったりな土地を見つけるのには苦戦しましたね。土地が決まるまでは気が休まらず、ちょっとストレスを感じることもありました」と夫。
紹介してもらった4社のうち、夫が第一印象から気に入っていたA社は自社の分譲地を紹介してくれ、Yさん夫妻の希望に合うよう、間取りの提案を積極的に行ってくれたという。ただ、最寄駅からはバス便になり、少し利便性が気になるところだった。妻が気に入ったB社は土地情報を豊富に持っていて、標準設備のグレードが高い点が魅力的。紹介してくれた土地もゆったりとしていて、理想の間取りにできそうだった。金額的にはほとんど変わりがなく、2社からの絞り込みに悩んだそう。
「どちらに決めるか1週間悩んで、営業さんの人柄と提案力、価格、住宅性能、提案してもらった土地の条件などを総合的に判断して、A社にお願いすることにしました。実はA社はスーモカウンターへ行くまではまったく知らない会社でした。名前も知らない会社だと住宅展示場へ行ってもモデルハウスには入らなかったと思うので、最初にスーモカウンターへ行って良かったと思っています。何も知識がなかったけれど、最初に大体の相場感を掴めたし、手の届かない会社に飛び込みで行かずに、効率よく家づくりができたのは、スーモカウンターのおかげですね」
さらに、最後まで悩んだ会社以外はスーモカウンターから断りの連絡を入れてもらうことができて、とても気が楽だったと振り返るYさん。
「お断りの連絡をするのはなかなか気が進まないものですし、スーモカウンターが代わりにお断りの連絡を入れてくれるのはとても良いサービスだなと思いましたね」


一からの家づくりは大変だけど楽しかった
「とにかくLDKを広くしたかったし、キッチンとテーブルは一列配置に憧れていたんですよ。施工管理の経験がある同世代の営業さんは知識が豊富で、いろいろと考えて間取りの提案をしてくれました。お風呂を2階にすることで、理想通り22畳のLDKにすることができました」
Yさんが依頼した会社では、すでに家づくりを終えた施主がアンバサダーとして家づくりの体験談を紹介していたり、公式YouTubeでさまざまな情報を発信していて、細かい部分まで参考にしながら間取りを決めていったそうだ。
「結婚後に暮らしていた賃貸マンションでは、生活音が気になっていました。リビングの音やお風呂の音が寝室に届きやすくて、気になることが多かったんです。なので、新居は静かに過ごせる寝室にしたいと思っていました。我が家は2階に浴室があり、その隣が寝室になっているので、防音壁を入れていただいて、音問題を解消していただきました。オプションにはなりましたが、寝ついた子どもを起こすことなく、ゆっくりとお風呂に入ったり、トイレに行ったり、家事ができるので、とても良かったと思っています」と夫。
妻も、「夫は第一印象でスパッと決めるタイプですが、私はしっかり見てから決めたいタイプ。仕事が終わって、子どもを寝かしつけたあと、夜中1〜2時まで話し合いをする日が続きました。ショールームの予約もなかなか取れず、大変なことも多かったですが、家づくりはとても楽しかったですね。パースが上がってきた時は、一気にイメージが膨らんで、とてもうれしかったです」と話す。
良い担当さんと巡り会えて本当に良かったと家づくりを振り返るYさん夫妻だった。
取材・文/馬場敦子 写真/杉浦幹雄
- DATA
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土地面積 100.41㎡ 延床面積 106.50㎡ 建築費 2000~2500万円 間取り 3LDK 世帯構成 夫(30代) 妻(30代) 長男(2歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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カウンター店舗 スーモカウンターイオンモール伊丹店 紹介された建築会社数 4社 受けたサービス 個別相談