二人目の妊娠をきっかけに、家を建てることを決めた愛知県豊橋市のOさん夫妻。スーモカウンターを活用して情報を収集し、ホテルライクなデザインで非常時の備えも万全な鉄骨の家を完成させました。
知識とアドバイスを求めてスーモカウンターへ
結婚後、賃貸の2LDK一戸建てで暮らしていたOさん夫妻。新築で収納も広く気に入っていたものの、第二子の妊娠がわかり、今の住まいでは手狭になると感じて家づくりを考え、まずスーモカウンターを訪れた。
「スーモカウンターを利用したのは、友人が家を建てる際にアドバイスをもらったと聞いたから。家づくりについて何もわからなかったので、とりあえず行ってみることにしたんです。年末年始の休みを利用して夫と一緒に軽く話を聞ければいいなくらいの気持ちでした」
スーモカウンターでは、アドバイザーから希望するエリアの土地の相場、予算の立て方、住宅ローン金額のシミュレーションなどの説明を受けた。
家づくりがより具体的に意識できたOさんは、「地震や災害に強い家づくりがしたい」「デザインはホテルライクに」「耐震性の高い鉄骨造がいい」など、大まかな希望を伝え、アドバイザーに建築会社ごとの特徴を聞きながら、その場で地震に強い構造や工法に惹かれた鉄骨メーカー3社に絞って面談のスケジュールを調整。4日後には各社のモデルハウスへ行って話を聞くなど、スピーディーに進んでいった。
話を聞いた3社に間取りのアイデアや見積もりを依頼し、時には夜に自宅まで来てもらって打ち合わせをしたというOさん。
「どの建築会社の提案も良くて、何度も話を聞きました。とても親身に対応いただいたので、絞り込むときは申し訳ない気持ちでいっぱいに。スーモカウンターがお断りの連絡を代行してくれたので助かりました」


ランニングコストや老後の暮らしも見据えて家づくり
Oさんが重視したのは、もしもの時でも安心な耐震等級3の性能と、太陽光発電や蓄電池などの設備に加え、治安などの周辺環境。最終的に選んだ建築会社は、太陽光発電や蓄電池、ZEHも標準仕様で、ランニングコストを抑えながら暮らせることが決め手に。提案された土地にも惹かれたそう。
「近隣にどんな方がお住まいなのか聞き、小学校までのルートが危なくないかも調査していただきました。登下校の時間帯に交通指導員が立っているかなど、担当者が実際に見に行ってくれてありがたかったです」
間取りについては、料理をしながらリビングにいる子どもたちの様子を見守れるようにキッチンカウンタ―をレイアウト。用途に合わせて空間を仕切ることができるスライドウォールを取り入れ、将来、介護が必要になった時はリビングの隣を寝室に。トイレもLDKから近い位置にするなど、老後のことまでイメージながら、長く快適に暮らせる住まいに仕上げていった。
ZEH基準を満たし、非常時の備えも万全な長期優良住宅
2024年1月頭から本格的に動き出し、3週間後には建築会社を決め、2月末には着工と、短期間で集中して家づくりに臨んだOさん夫妻。
「私たちの場合、家づくりのスパンが短くなって大変でしたが、建築会社とのやりとりで困った時などもアドバイザーが相談に乗ってくれたのでありがたかったです。これから家づくりを始めるなら、アドバイザーに気になることを相談しながら、どういう家にしたいかを考えるといいと思います」
災害に強い家にしたいという思いで建築会社と打ち合わせを重ねるなかで、快適な暮らしを支える設備にもこだわるようになったOさん。当初、想定していた予算をオーバーしたものの、ホテルライクなデザインと震災に強い性能・設備を備えた新居が2024年5月に完成した。
「オール電化で太陽光発電と蓄電池を備えているため、電気代を気にすることなく暮らせるようになりました。快適な温度を保ちつつ、換気もできる空調システムのおかげで空気もキレイです。飲料水貯留システムを取り入れたことで、災害時に断水しても3〜4日間は水を使えるので安心感があります」と満面の笑顔で語ってくれた。
O邸では、1階の掃き出し窓に電動シャッターを採用。室内にいながらボタンひとつで操作できるのが楽で気に入っているそう。ZEH基準を満たし、防犯対策や非常時の備えも万全な長期優良住宅での快適な日々に心から満足しているようだ。
取材・文/木根和美 写真/鈴木啓太
- DATA
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建築会社 セキスイハイム中部株式会社 土地面積 145.45㎡ 延床面積 110.56㎡ 建築費 4000万円台 間取り 4LDK 世帯構成 夫(29歳)妻(30歳)長女(2歳)次女(0歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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カウンター店舗 スーモカウンター豊橋店 紹介された建築会社数 3社 受けたサービス 個別相談