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注文住宅の家づくりで後悔しないためには?流れや費用、期間のポイント【実例つき】

「家づくり、何から始めたらいいの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?注文住宅は、自由度が高い半面、多くの選択肢があり、何から手をつければよいか迷うことも多いでしょう。

この記事では、家づくりの流れ、費用、期間、そして後悔しないためのポイントを詳しく解説します。住宅性能やデザイン、間取りなど、理想の家を実現するための情報を、初心者にも分かりやすく紹介します。ぜひ、この記事を参考に、理想の家づくりをスタートさせてください。

家づくりの基本 大事なこと、大切なことは?

家づくりにはさまざまな工程があり、やらなければならないこと、決めなければならないことが山ほどあります。その中でも、家づくりの基本として、特に大事なことや、気を付けておきたいことを紹介します。

家づくりの目的を意識する

まず意識してほしいのは、家づくりの目的です。なぜ家づくりをしようと思ったのか、または家づくりしなければいけないのかを改めて整理しましょう。
その上で、その目的をクリアするための家とは、どのような家なのかをイメージすることが大事です。

小さい子どもがのびのび育つ家にしたいなら、家族同士のコミュニケーションが自然と取れるような家や、リビングやバルコニーで一緒に遊べるような家がいいかもしれません。また、高齢の親世帯と同居するための家ならば、なるべく身体に負荷のかからないように親世帯のスペースは1階にしたり、車いすでも利用できるよう廊下やトイレの幅を広くし、段差が少ない家を検討するといいでしょう。

家族の写真

目的を意識してイメージする(画像/PIXTA)

ライフスタイルを確認する

家族のライフスタイルを確認することも大事です。平日昼間も在宅勤務などで家にいることが多いのか、友達を大勢呼ぶのが好きなのか、アウトドアが好きかなど、人それぞれのライフスタイルによって家に求めるものが変わるため、ライフスタイルを確認して、新しい家でどのような暮らしがしたいのかをイメージしましょう。

テレワークする夫婦の写真

家族のライフスタイルを確認する(画像/PIXTA)

家づくりの準備

家づくりを始めるにあたって、まず大切なのは準備です。どんな家を建てたいかという夢を具体的にしていくとともに、実現のためにはお金のこと、土地のこと、そして誰にお願いするのかを考える必要があります。ここでは、家づくりをスムーズに進めるための最初のステップについて、詳しく見ていきましょう。

予算を決める

家づくりで最初に決めるべきことの1つが予算です。予算を決めないと、どんな家を建てられるのか、どのくらいの費用を準備すればいいのかが分かりません。予算を決めることで、その後の土地選びや依頼先選びもスムーズに進められるようになります。

注文住宅にかかる費用とは

注文住宅にかかる費用は、大きく分けると以下の3つに分けられます。

  • 本体工事費:建物そのものを建てるための費用です。基礎工事、躯体工事、内装工事などが含まれます。住宅のグレードやデザイン、使用する素材によって大きく変動します。
  • 付帯工事費:建物本体以外に必要な工事の費用です。地盤改良工事、外構工事、給排水工事、電気工事などが該当します。土地の状況や希望する設備によって費用が変わります。
  • 諸費用は住宅ローン関連費用、登記費用、税金、保険料など、建築工事以外にかかる費用です。契約時や引き渡し時に必要となるため、事前に確認しておくことが重要です。

これらの費用を合計したものが、注文住宅の総費用となります。予算を立てる際には、各費用の内訳を把握し、余裕を持った資金計画を立てることが大切です。

もっと詳しく→
注文住宅にかかる費用・コストを徹底調査!先輩たちの費用の捻出方法やコストダウンのポイントは?

自己資金(頭金)の目安

家を新築する際、多くの方が住宅ローンを利用されるかと思います。その際に「頭金」というものを事前に用意することで、住宅ローンの借入額を減らすことが可能です。頭金とは、住宅購入にかかる総費用の一部を、現金で前払いするものを指します。

一般的に、購入費用の1割から2割程度を目安として準備することが推奨されています。例えば、4,000万円の住宅を建築する場合を考えてみましょう。このケースでは、400万円から800万円程度を頭金として用意しておくと、住宅ローンの借入総額を減らすことができ、家計にゆとりが生まれるでしょう。

このように、頭金を用意することは、将来的な返済負担を軽減する上で有効な手段といえます。

住宅ローンの借入額を見積もる

住宅ローンを検討する上で、最初に考えるべき重要な点は「いくら借りられるか」という借入可能額ではありません。「いくらであれば無理なく返済を続けられるか」という返済能力に焦点を当てることです。

金融機関ごとに融資可能な金額は異なりますが、年収に占める年間返済額の割合を示す「返済負担率」という指標を参考にすることで、より現実的な借入額を算出することができます。

一般的に、無理なく返済を継続できる返済負担率の目安は、手取り年収の20%以内とされています。住宅ローンを実際に借り入れる際には、毎月の返済額だけではなく、将来的な生活費や教育費、その他の出費なども総合的に考慮し、余裕を持った返済計画を立てることが重要です。

もっと詳しく→
住宅ローンの返済比率(返済負担率)の計算方法や目安は?年収別の理想をシミュレーションしてみよう

土地を選ぶ

家づくりにおいて、気を付けることは多くありますが、特に気を付けたいのが土地選びです。
建て替えや相続などで既に土地が決まっている場合は別ですが、家づくりを土地探しから始める場合は、理想の暮らしができる家を建てられる土地を選ぶ必要があります。

土地の広さ、最寄駅、駅からの距離、周辺環境、法規制、そして価格など、土地選びにはさまざまな視点があるため、優先順位を付けて、なるべくイメージした暮らしにふさわしい土地を選ぶことが肝心です。

売地の写真

イメージした暮らしに相応しい土地を選ぶ(画像/PIXTA)

依頼先を選ぶ

土地選びと並んで気を付けたいのが、依頼先選びです。
注文住宅の依頼先としては、ハウスメーカー、設計事務所、工務店などがありますが、依頼先ごとに得意な工法やデザインテイストが異なります。

ここでは、家づくりの主な依頼先、ハウスメーカー、設計事務所、工務店、の3つの特徴を解説します。

ハウスメーカー

ハウスメーカーは、総合住宅展示場やテレビCMで見かける機会が多いため、認知度は高いでしょう。各ハウスメーカーが得意な工法に独自の名称を付けてシリーズ展開しており、安定した品質が強みですが、基本的に得意な工法以外は扱っていません。また、宣伝費など間接経費がかかるため価格は割高になる傾向があります。

設計事務所

設計事務所は、自由な設計力やアイデアが魅力です。実際の施工を担当する工務店とタッグを組むケースが多く、施主側に立って工事監理、チェックをしていきます。

工務店

工務店は比較的地域密着型のため、地域の事情を理解して提案してくれたり、要望にきめ細やかに対応してくれるでしょう。ハウスメーカーのように展示場を持たず、商品開発などにコストがかからない分、建築費を比較的抑えることができます。また、地域に根ざしているので、何かあった場合にはすぐに駆けつけてくれる良さもあります。

ハウスメーカーを選んでいる人の手の写真

依頼先ごとに得意な工法やデザインテイストが異なる(画像/PIXTA)

「ハウスメーカー・工務店 選び方講座」に参加する

家づくりの流れは?

次に、家づくりの流れについて見ていきます。
家づくりにはさまざまな工程がありますが、おおよその流れは次のとおりです。

準備・計画 1.情報収集
2.アイデアメモの作成
3.家づくりセミナーの活用
4.プランニングシートの作成
5.個別相談
6.補助金や減税制度の確認
7.ローンシミュレーション
8.資金計画・予算確保
調査・設計 9.土地探し
10.土地の購入申し込み
11.住宅ローンの検討と事前審査
12.建築依頼先選び
13.工事や土地の契約
14.地盤調査・地盤改良
15.仕様や間取りのプランニング
16.基本設計
17.実施設計と見積もり
18.建築確認申請
契約・手続き 19. 工事請負契約(設計事務所に依頼した場合)
20. 住宅ローン申請
21. 近隣への挨拶
工事 22. 着工・地鎮祭
23. 本体工事・付帯工事
24. 外構工事
竣工・検査 25. 社内竣工検査
26. 完了検査
27. 引き渡し
完成 28. 登記・住宅ローン正式契約
29.引越し・近隣への挨拶

それぞれの工程について、詳しく見ていきましょう。

準備・計画

家づくりの最初のステップは、どんな家にしたいのか、どんな暮らしがしたいのか、具体的なイメージを膨らませることから始まります。この段階では、家族でしっかりと話し合い、予算や希望条件を明確にしていくことが大切です。

また、さまざまな情報を集め、家づくりに関する知識を深めることも重要です。ここでは、具体的な準備・計画の内容について詳しく解説していきます。

1.情報収集

SUUMOのような不動産総合サイトや、住宅雑誌、SNS、住宅展示場などで情報収集をして、理想の住まいのイメージを固めていきます。

相談する夫婦の写真

不動産総合サイトなどを使って情報収集する(画像/PIXTA)

2.アイデアメモの作成

情報収集の過程で気になったものや、参考にしたい事例をアイデアメモとして残しておくと、より具体的なプランの段階で活用できます。

3.家づくりセミナーの活用

スーモカウンターなどで開催している家づくりセミナーを活用するのもいいでしょう。家づくりの基礎知識が学べる上、さまざまな疑問にも答えてもらえます。

セミナーを受ける人たちの写真

家づくりセミナーでは家づくりの基礎知識が学べる(画像/PIXTA)

スーモカウンターの「家づくり講座」に参加する

4.プランニングシートの作成

どんな家にしたいかをイメージし、アイデアメモを参考にしながら、具体的な家のプランを考えていきます。
家族ひとり一人のライフスタイルや、こだわりのポイント、家に求める性能、希望の間取りなどを書き込んでいきます。

プランニングシートを作成している人の写真

アイデアメモを参考に家のプランを考えていく(画像/PIXTA)

5.個別相談

スーモカウンターなどで開催している個別相談サービスを利用すれば、より具体的な家づくりに関する相談ができます。

個別相談する人の写真

個別相談では具体的な相談ができる(画像/PIXTA)

スーモカウンターの「個別相談」を利用する

6.補助金や減税制度の確認

2022年9月現在、住宅の新築にあたっては、国や自治体からさまざまな補助金・給付金や税優遇が得られます。国や自治体のサイトなどを確認して、どのような条件でどのような優遇が受けられるのかをチェックしておくと、家づくりの仕様を決めるときの参考になります。

2024年現在利用できる補助金について詳しくはこちら→
【2024年度版】住宅購入や建築の住宅補助金、減税、住宅ローン補助はどのようなものがある?

7.ローンシミュレーション

Web上で簡単にローンシミュレーションができるサイトがあります。そういったサイトを利用して、おおよその支払額や購入可能額の目安を調べておくといいでしょう。

住宅ローンシミュレーション

8.資金計画・予算確保

家計の状況をチェックして、ローンシミュレーションなどを活用しながら、頭金や月々の支払額を計画していきます。必要な予算についても確保しておきます。
親や祖父母から、贈与というかたちで資金援助を受ける場合は、「相続時精算課税制度」や「住宅取得等資金の贈与税の非課税の特例」(適用期間が令和3年12月31日から令和5年12月31日までに延長されました)を利用すると、税優遇を受けられることがあります。
どのような条件で制度が適用されるのかなど情報収集して、詳しく知りたい場合は税理士やファイナンシャル・プランナーに相談するといいでしょう。

「相続時精算課税制度」や「住宅取得等資金の贈与税の非課税の特例」について、詳しくはこちら→
相続時精算課税制度とは?どんな手続きが必要?メリット・デメリットは?

書類の写真

頭金や月々の支払計画を立てる(画像/PIXTA)

調査・設計

家づくりの具体的な計画が始まるのがこの段階です。まずは、理想の家を建てられる土地を探すことからスタートし、建築を依頼する会社を決めていきます。

その後、地盤調査や間取りのプランニングを行い、家のデザインや仕様を具体的に決定していく流れとなります。ここでは、調査・設計の各ステップについて、詳しく見ていきましょう。

9.土地探し

不動産情報サイトなどを使って希望条件に近い土地を探します。気になる土地が見つかったら、実際に現地に行き、敷地の高低差、道路との関係、方位、通風、騒音、周辺環境などをチェックしましょう。
土地選びにあたっては、用途地域や建ぺい率、容積率、高さ制限、斜線制限、道路との関係などによって、建てられる建物の広さや大きさ、形が変わる可能性があります。
なお、測量図がなかったり、隣地との境界がはっきりしない土地は、売主に頼んで測量図を作成してもらいましょう。

境界線の写真

気になる土地が見つかったら現地を確認(画像/PIXTA)

10.土地の購入申し込み

購入したい土地が決まったら、土地の売主に購入を申し込みます。

11.住宅ローンの検討と事前審査

住宅ローンの借入先を検討し、事前審査を申し込みます。金融機関によって金利や借入の条件が異なりますので、無理なく返済できる借入先を選びます。
また、建物と一緒に土地の代金も住宅ローンで借りる場合、建物のラフプランと概算見積もりも必要になります。

住宅ローンの選び方について、詳しくはこちら→
住宅・家購入におけるローンの選び方・基礎知識

住宅ローンに関するのチラシの写真

金融機関によって金利や借入条件が異なる(画像/PIXTA)

12.建築依頼先選び

ハウスメーカー、設計事務所、工務店のどこに依頼するか、さらにどの会社に依頼するかを検討します。依頼先の候補探しには、スーモカウンターのようなサービスを利用するのもいいでしょう。
ある程度候補を絞ったら、家のラフプランと概算見積もりを依頼して、比較検討します。

スーモカウンターの「個別相談」を利用する

13.工事や土地の契約

土地の売買契約、工事請負契約(設計事務所に依頼する場合は設計監理契約)を結びます。

【費用のポイント】
・土地は売買契約時に手付金、契約後3カ月以内に残金支払い
・設計料着手金支払い。ハウスメーカーの場合は工事費の1~2%、設計事務所の場合は設計料の20~30%が目安

14. 地盤調査・地盤改良

購入した土地の地盤調査を行い、問題があれば地盤改良工事を行います。

地盤改良工事の写真

地盤に問題があれば地盤改良工事を行う(画像/PIXTA)

15. 仕様や間取りのプランニング

要望や立地条件、予算などを基に仕様や間取りのプランニングを行います。何回か打ち合わせを重ね、基本設計につなげていきます。

図面と家の模型の写真

打ち合わせを重ね、仕様や間取りのプランニングを詰めていく(画像/PIXTA)

16. 基本設計

配置図・平面図・立面図・断面図などの設計図書が作成されます。

17. 実施設計と見積もり

各部の詳細設計や構造設計を行います。設備機器やインテリアなどの仕様も、この段階でほぼ決定し、詳細な見積もりが決まるため、予算オーバーの場合は最終調整を行います。

見積書の写真

この段階で詳細な見積もりが決まる(画像/PIXTA)

18. 建築確認申請

建物の設計が建築基準法に違反していないか、役所や専門機関に必要書類を提出して審査を受けます。申請は設計事務所やハウスメーカーが施主に代わって行います。

書類の写真

役所や専門機関に必要書類を提出する(画像/PIXTA)

契約・手続き

家づくりの計画が進むにつれて、いよいよ契約や手続きの段階に入ります。工事請負契約や住宅ローン契約など、家づくりを進める上で欠かせない重要な手続きを行う必要があります。

これらの契約や手続きは、後々のトラブルを防ぐためにも、内容をしっかりと確認し、慎重に進めることが大切です。

19. 工事請負契約(設計事務所に依頼した場合)

設計事務所に依頼した場合は、この段階で施工会社を最終決定し、工事請負契約を結びます。

20. 住宅ローン申請

設計プランが具体的に決定したら、住宅ローンを申請します。

21. 近隣への挨拶

工事の着工前に近隣に挨拶しておきます。騒音や工事車両が原因でご近所トラブルにならないよう、気を配ることが肝心です。

近隣に挨拶に行く写真

工事着工前に近隣に挨拶しておくといい(画像/PIXTA)

工事

いよいよ、家づくりのメインイベントである工事が始まる段階です。地鎮祭で工事の安全を祈願し、その後、基礎工事から始まり、本体工事、外構工事へと進んでいきます。

工事期間中は、進捗(しんちょく)状況をこまめに確認し、現場を訪れることも大切です。

22. 着工・地鎮祭

工事を開始します。一般的には工事安全を祈願する地鎮祭を行います。

【費用のポイント】
・工事着手金(工事金額の20~30%)支払い

地鎮祭の様子

地鎮祭は地域の氏神様が行う(画像/PIXTA)

23. 本体工事・付帯工事

基礎工事や躯体工事などの本体工事、および仮設工事や配管工事などの付帯工事を行います。

【費用のポイント】
・工事費の一部支払い:約30%

工事中の写真

本体工事・付帯工事中に工事費の一部を支払う(画像/PIXTA)

24. 外構工事

本体工事が完了すると外構工事に入ります。塀やフェンス、門扉、玄関アプローチ、植栽などを整備します。

外構工事の写真

本体工事が完了すると外構工事に入る(画像/PIXTA)

竣工・検査

工事が完了に近づくと、いよいよ竣工・検査の段階です。まずは、社内竣工検査で不具合がないかを確認し、その後、完了検査で建築確認申請どおりに建物が建てられているかを確認します。これらの検査をクリアすると、いよいよ引き渡しとなります。

25. 社内竣工検査

工事責任者と設計者、施主が立ち会い、最終検査を行います。不具合があればここで指摘して、補修・改善工事を行います。

社内竣工検査の写真

施主も立ち会って最終検査を行う(画像/PIXTA)

26. 完了検査

完成した家が建築確認申請した図面どおりか、建築違反がないかなどを審査機関が検査します。問題がなければ検査済証が発行され、住宅ローンが借りられるようになります。

27. 引き渡し

「建物引渡し確認書」に署名・捺印し、鍵や保証書、説明書等の書類を受け取ります。また、電気やガス、通信などの開設手配を行います。

【費用のポイント】
・工事費・設計費用の残金支払い

家族の写真

鍵や設備の書類などを受け取る(画像/PIXTA)

完成

いよいよ、家が完成し、新しい生活がスタートする段階です。住宅ローンの正式契約や不動産登記の手続きを行い、引っ越しの準備を進めましょう。

また、近隣の方への挨拶も忘れずに行っておくと、新しい生活を気持ちよくスタートできます。

28. 登記・住宅ローン正式契約

司法書士に依頼するなどして、不動産登記を行います。また、管轄の自治体に住居表示を申請します。
住宅ローンの正式契約には、抵当権設定登記も必要です。

印鑑を持つ手の写真

この段階で住宅ローンの正式契約を行う(画像/PIXTA)

29.引越し・近隣への挨拶

新居へ引越しを行います。引越し後は速やかに近隣へ挨拶に回ります。

家づくりのこだわりポイント

家づくりのどこにこだわるかは、家族ひとり一人のライフスタイルや、理想の暮らし方によります。ここでは、こだわりポイントとして代表的なものを紹介します。

住宅性能

住宅性能とは、一般的に断熱性や耐震性、防音性などの住宅の基本性能のことを指します。「断熱性が高い家」「耐震性が高い家」など、住宅性能は家づくりの重要なこだわりポイントになります。
住宅性能には、「住宅性能表示制度」という専門機関による客観的な評価制度もあり、次の10分野で住宅性能が評価されます。

【日本住宅性能表示基準の10分野】
1.構造の安定に関すること
2.火災時の安全に関すること
3.劣化の軽減に関すること
4.維持管理・更新への配慮に関すること
5.温熱環境に関すること
6.空気環境に関すること
7.光・視環境に関すること
8.音環境に関すること
9.高齢者等への配慮に関すること
10.防犯対策に関すること

住宅性能表示制度について、詳しくは国土交通省のサイトをご覧ください
住宅の品質確保の促進等に関する法律

ここでは、家づくりをはじめるときに知っておきたい住宅性能の基本項目について解説します。

耐震性

日本は、地震が頻繁に発生する国であるため、住宅の耐震性をしっかりと確保しておくことは大切です。

耐震性が高い家は、地震の揺れに耐えることができ、建物の倒壊や損傷を防ぐことができます。住宅性能表示制度では、耐震等級が1から3で評価されており、等級が高いほど耐震性が高いとされます。耐震等級1は、建築基準法が定める最低限の耐震性能をクリアしていることを示しているため、これから建つ住宅はすべて耐震等級1を満たしています。耐震等級2以上を目指すかどうかについては、価格や住まいに求める条件をよく検討するとよいでしょう。

もっと詳しく→
耐震等級3は必要? 後悔しない家づくりで知っておきたい耐震の基準とは

耐久性・維持管理

家は建てて終わりではありません。長く快適に住み続けるためには、耐久性や維持管理も考慮して家づくりを進めることが大切です。耐久性が高い家は、劣化しにくく、長持ちします。

また、維持管理しやすい家は、メンテナンス費用を抑えることができます。定期的なメンテナンスをしっかりと行うことで、住宅の寿命を延ばすことができるでしょう。

断熱性

断熱性は、家の快適性を大きく左右する上で、重要です。断熱性の高い家は、外の気温の影響を受けにくく、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。

また、冷暖房の効率も良くなるため、光熱費を節約することも可能です。断熱性能は、住宅性能表示制度で等級が定められているため、参考にするとよいでしょう。

もっと詳しく→
断熱等級4・5・6・7の違いやおすすめの等級、高断熱の家を建てる際の注意点などを解説!

気密性

気密性は、家の隙間の少なさを表す指標です。気密性の高い家は、外の空気が入りにくいため、室内の温度を一定に保ちやすくなります。

断熱性と気密性を両方高めることで、より快適で、省エネな暮らしを実現することができるでしょう。気密性能は、住宅性能表示制度では評価されない点に注意しましょう。

構造・工法

住宅の構造・工法には大きく分けて木造軸組工法(在来工法)、木造枠組壁工法(2×4工法)、鉄骨造、RC造(鉄筋コンクリート造)、プレハブ工法があります。
それぞれ次のような特徴があり、ハウスメーカーや工務店によっては一部の構造・工法しか扱っていないこともあります。

木造軸組工法(在来工法)の特徴

デザインや間取りの自由度が高く、変形敷地や狭小地にも対応しやすい工法です。窓やドアなど開口部を大きく自由に設けることができ、増改築もしやすいという特徴があります。

木造軸組工法のイラスト

木造軸組工法はデザインや間取りの自由度が高い(イラスト/青山京子)

木造枠組壁工法(2×4工法)の特徴

六面体で支える箱型構造のため、耐震性に強い工法です。構造体に隙間がないため、気密性、断熱性、防火性に優れているなどの特徴があります。

木造枠組壁工法(2×4工法)のイラスト

木造枠組壁工法(2×4工法)はすっきりとした空間をつくりやすい(イラスト/青山京子)

鉄骨造の特徴

鉄骨の種類によって軽量鉄骨造と重量鉄骨造があります。木造に比べて柱の本数が少なく済むため、大空間をつくることができますが、基礎工事費が高いので建築コストは高くなります。

軽量鉄骨造と重量鉄骨造の比較イラスト

鉄骨造には、軽量鉄骨造と重量鉄骨造がある(イラスト/青山京子)

RC造(鉄筋コンクリート造)の特徴

ラーメン構造のものと壁式構造のものがありますが、住宅に多いのは壁式構造です。耐火性、耐震性、気密性、遮音性、断熱性に優れているなどの特徴があります。ただし、工期が長く、建築コストも高めです。

ラーメン構造と壁式構造の比較イラスト

RC造のうち、住宅に多いのは壁式構造(イラスト/青山京子)

プレハブ工法の特徴

あらかじめ工場で生産された柱や壁、梁などの部材を建築現場で組み立てる工法です。
プレハブ工法は、さらに鉄骨系、木質系、コンクリート系、ユニット系と、大きく4つに分けられます。
品質が安定しており、工期も比較的短いのが特徴ですが、一定の寸法(モジュール)で部材が規格化されているため、他の工法に比べて間取りの自由度が劣り、変形地には向きません。

住宅の構造・工法について、詳しくはこちら→
ハウスメーカーを決める前に、検討すべき家の構造・工法とは

外壁・外観デザイン

建物の外観も、家づくりのこだわりポイントになります。和モダン、ナチュラル、北欧風など、外観のデザインテイストにこだわって、自分好みの家をつくっていくのは楽しいものです。
また、外観の印象を決める要素のひとつに外壁があります。代表的な外壁としては、主にサイディング(窯業系、金属系、木質系、樹脂系)、ガルバリウム鋼板(※)、塗り壁、コンクリート打放しなどがあります。
外壁は、外観の印象だけではなく、断熱性や遮音性などの機能性にも影響しますので、それぞれの特徴を把握した上で、選ぶといいでしょう。

外壁について、詳しくはこちら→
外壁の種類とそれぞれの特徴は? 種類別のメリット・デメリットを紹介!

※ガルバリウム鋼板は日鉄鋼板の登録商標です

外観にこだわった家の写真

外観のテイストや外壁も重要なこだわりポイント(画像/PIXTA)

内装デザイン

外観と同じく内装も家づくりの大事なこだわりポイントです。外観に好みのデザインテイストを選んだら、内装も同じデザインテイストに統一することが多いでしょう。
内装の中でも床は面積も大きく、室内の印象を左右します。
床材にはさまざまな種類がありますが、代表的なものはフローリングです。フローリングを天然木の一枚板を使った「無垢フローリング」にするのか、基材の表面に天然木の板を張った「複合フローリング」にするのか、木の色、樹種などによっても趣が変わります。
床材以外にも、壁、天井、建具など、内装にはこだわりポイントが数多くあります。

床材について、詳しくはこちら→
床材の種類と特徴は? 部屋ごとにおすすめの床材を紹介!

床材の写真

床材など内装にもこだわりたい(画像/PIXTA)

間取り・動線計画

家づくりにあたり、何LDKにするのか、リビングは何畳で1階と2階どちらに配置するのかなど、間取りは大事なこだわりポイントです。
また、家族ひとり一人が日々の生活でする動き(生活動線)や、家事をするときの動き(家事動線)を整理して、暮らしやすく家事のしやすい動線を計画することも大事です。

動線のいい間取りをつくるには、家族の一日の動きを図面に描き込み、行き来しにくいところ、外出時や来客時に動線がぶつかるところなどをチェックすること。家事動線は、何をどんな順序で、いつ行うかなどにより変わります。洗濯物をどこで干し、収納するかも考えて計画しましょう。

暮らしやすく家事のしやすい動線のイラスト

暮らしやすく家事のしやすい動線を計画する(イラスト/青山京子)

収納

収納をどこにどれくらい設けるのかも、大事なこだわりポイント。収納が不足していると、散らかりやすく、不便で生活しにくい家になってしまいます。

収納の奥行きは深すぎても無駄になるので、本= 15cm、衣類= 60cmなどモノに合わせた設計にするといいでしょう。持ち物の量を把握した上で、子どもが成長したときのことを想像して、ゆとりを持って収納を確保します。モノを使う場所の近くに収納場所をつくることも重要です。

間取りのイラスト

収納は間取図にサイズを書き込んで計画するといい(イラスト/青山京子)

キッチン・浴室・給湯器などの住宅設備

キッチンやお風呂、トイレなどの住宅設備もこだわりポイントです。
これらの設備は、日々新しい機能のものが発売されていますので、最新機能をチェックしておくといいでしょう。
住宅設備の中でも、キッチンは利用頻度が高く、使用時間も長いため、特にこだわりたいポイントです。

キッチンには、ペニンシュラ型、アイランド型、1列型、L字型などのレイアウトや、リビング・ダイニングとつながったオープンキッチンか、キッチンだけ独立したクローズキッチンかなど、種類が豊富で選ぶ視点も多様です。
さまざまなキッチンの中から、自分にとって使いやすいキッチンを選びましょう。

キッチンについて、詳しくはこちら→
キッチンはどう選ぶ?レイアウト、素材、開放感などによるキッチンの種類と特徴を紹介

キッチンで語らう家族の写真

さまざまなキッチンの中から自分の使いやすいキッチンを選ぶ(画像/PIXTA)

家づくりに成功した先輩たちの実例7選

実際に家を建てた先輩たちの実例は、これから家づくりを検討している人にとって参考になります。ここでは、スーモカウンターを利用して、理想の家づくりを実現した7組の実例を紹介します。それぞれの実例から、家づくりのヒントや、アイデアを見つけてみましょう。

【Case1】ダンドリ上手で理想を実現! スーモカウンターで1年以内の家づくり

都心に近い分譲マンションでの生活に不満を感じ、緑のある環境への住み替えを希望したMさんご家族。しかし、住宅展示場では大き過ぎる家ばかりで、現実味がなく、具体的な相談ができる担当者にも出会えなかったため、途方に暮れていました。そんなとき、イオンモール京都でスーモカウンターを見つけ、相談することに。

家族が笑顔で集まれるような広いリビングを中心とした間取りにこだわり、開放的な空間を実現。2階には、ご主人の書斎スペースや奥様のワークスペースを設置し、それぞれの時間を楽しめるように工夫しました。また、収納スペースにもこだわり、すっきりとした暮らしを実現しています。

実例写真

家族が集う広いリビング、個室、収納を備え、笑顔あふれる家を実現(写真/河原大輔)

この実例をもっと詳しく→
ダンドリ優先! スーモカウンター初来訪から1年足らずで引越し完了

【Case2】『選び直し』が導いた理想の住まい。自然に囲まれた中庭の家

コンサルティング会社勤務の夫とデザイン制作会社勤務の妻は、お互いの通勤時間を考慮して都内の賃貸マンションに住んでいましたが、人間2人と犬2匹で暮らすには手狭でした。コロナ禍でリモートワークが主流になり、その狭さがますます気になるように。そこで都内を離れる決意をし、家づくりを検討し始めたものの、どの建築会社が良いのか全く分からず途方に暮れていました。そんなとき、スーモカウンターを知り、わらにもすがる思いで相談しました。

玄関を開けると現れる中庭には、アオダモとイロハモミジが植えられ、自然を感じられる空間に。2本の樹は、建築士が選んでくれたもので、管理の手間がかからないため、庭木初心者でも安心です。また、収納スペースも充実させ、すっきりとした生活を実現しました。

実例写真

リモートワークで手狭になった都内から、中庭のある自然を感じる家を実現。収納も充実している(写真/片山貴博)

この実例をもっと詳しく→
家づくりを仕切り直して建てた2本の樹が育つ中庭のある家

【Case3】増えていく見積もりにサヨウナラ!納得の家づくりはここから始まった

結婚した当初から、漠然と「いつかは注文住宅を」と考えていたNさんご夫妻。妻の妊娠を機に、本格的に家づくりをスタートさせました。まずは、近所の住宅展示場や一棟建てのモデルハウスを訪れましたが、どれも大きくて現実味がなかったり、不信感が募ったりして自分たちの住まいとしてイメージすることができませんでした。そんなとき、スーモカウンターの存在を知り「とにかく、これでよいのか相談してみよう」と面談を予約しました。

天井をできるだけ高くして、開放感を実現したリビングは、梁(はり)を見せた天井や、水まわりのアーチ状のデザインが特徴的です。落ち着いた茶色の木材塗装に白い壁で、ナチュラルな内装に仕上げました。また、和室はリビングと続き間になっており、引き戸で仕切って個室として利用することもできます。普段はオープンにして広く、子どもが眠ったら戸を閉めて静かに、両親が泊まりに来たら、ゲストルームとしても活躍しています。

実例写真

開放的なリビング、アーチ状のデザイン、和室が特徴のナチュラルな家が完成した(写真/古石真由弥)

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増えていく見積もりに対する不信感にサヨウナラ。スーモカウンターで新たな出会い

【Case4】悩み抜いてたどり着いた答え。スーモカウンターで描く満足の家づくり

結婚後11年間、都心のマンションに住んでいたIさんご夫妻は、お子様たちの成長に伴い、手狭になったことと、ローンの完済を機に、一戸建ての購入を検討し始めました。共働きであるため、妻の実家近くの交野市に絞って土地を探しましたが、なかなか良い物件が見つからず、困っていたそうです。そんなとき「SUUMOのホームページで良さそうな土地を見つけた」ことをきっかけに、スーモカウンターへ相談に行ってみることにしました。

スーモカウンターで家づくりの勉強を始めたIさんご夫妻は、並行して、妻が整理収納アドバイザーの資格を取得。収納スペースを必要とする場所に必要とするだけつくり、使いやすさにこだわった家を建てることができました。さらに、脱衣室には洗濯機と室内干し具を設置し、洗濯物をその場で干して、乾いたら隣のクローゼットに収納できるという、家事動線にも配慮した設計になっています。

実例写真

妻の整理収納アドバイザーの知識を活かして、収納と家事動線にこだわった(写真/杉浦幹雄)

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スーモカウンターと2年越しのお付き合いで、大満足のわが家に!

【Case5】設計士との出会いで変わった! 2度目の家づくりで手に入れた理想の住まい

Aさんは、6年ほど前に間取り自由設計の一戸建てを建てましたが、入居直後からリビングの広さや性能に不満を感じていました。新しい家をつくりたいと考えるようになったタイミングで、複数のメーカーを効率よく回るには時間もかかるため「第三者の立場から希望にマッチしそうな会社を数社に絞ってもらおう」とスーモカウンターに相談を持ちかけました。

Aさんご夫妻は、性能が良く、和モダンなデザインの家を希望していました。選定に当たっては、前回の反省から、設計士さんが自分たちの要望をちゃんと理解し、形に落とし込めるかを重視しました。最終的には「設計力・提案力」と「自社採用の大工による施工」が決め手となり、今の建築会社に家づくりを依頼しました。

実例写真

性能と和モダンデザインにこだわり、設計力と施工力が高い会社を選んだ(写真/ご本人)

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2度目の家づくりで手に入れた家族みんなが笑顔になれる家

【Case6】タイパ&コスパ重視で実現! 共働き夫婦が選んだ理想の家づくり

お子様が増えて手狭になったことから、住み替えを検討し始めたOさんご夫妻。それぞれの勤務先までのアクセスを考慮して、住みたいエリアは決まっていたため、家賃と住宅ローンを天秤にかけて購入を選択。「せっかくなら良い家を建てたい」という思いはあったものの、完成させるまでの手順やスケジュールがよく分からず、スーモカウンターを利用することにしたのがきっかけです。

モデルハウスを見学してから、性能の良さと生活動線の良さを重視したいと考えていました。共働きで多忙なため、会社見学はある程度厳選したいという希望もあり、予算を伝えた上で、希望に合うハウスメーカーや工務店を絞り込み、住宅性能にこだわりのある会社の中から特徴の異なる3社を紹介してもらいました。

実例写真

予算内で希望に合う住宅会社をスーモカウンターで厳選し、性能と生活動線を重視した家づくりを実現(写真/ご本人)

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共働きで3人の子育て中。多忙な中での家づくりはタイパ&コスパを重視

【Case7】家族で楽しむ屋上庭園。遠隔地でもスムーズに進めた家づくりの秘訣

Fさん夫妻は、将来的に地元である岡山県に戻ってマイホームを建てたいと考えていましたが、転勤族のため、なかなか実現できませんでした。そんな中、転勤先の千葉県で、岡山に戻れることが決定したため、家づくりをスタートしました。インターネットで検索したり、資料請求をしたりしましたが、なかなか親身に対応してくれる会社が見つからず、途方に暮れていたときに、商業施設でスーモカウンターを見かけ、相談したのがきっかけです。

Fさん夫妻は、屋上庭園をつくりたいという希望がありました。モデルハウスの屋上に上がったときに、その開放感に感動したそうです。屋上庭園は、周りからの視線を気にする必要がないプライベートな空間であるため、ご主人はお酒を飲んだり、お子さんたちを遊ばせたり、家族でバーベキューやおうちビアガーデンを楽しんでいます。

実例写真

スーモカウンターの相談を経て、岡山県で開放的な屋上庭園のある家(写真/Fさんご本人)

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遠隔地とリモートで打ち合わせ、家族で楽しむ屋上のある家を実現

家づくりスケジュール表

先に紹介した家づくりの流れに沿って、家づくりスケジュール表を作成しました。家づくりにかける時間は人によっても異なるので、あくまで参考程度ですが、目安としてください。

家づくりのスケジュールの図表

入居までの一般的な目安として、注文住宅は約1年~1年半かかることが多いが、依頼先によっても異なる(図/SUUMO編集部作成)

家づくり チェックシート

「家づくりチェックシート」を作成しました。家づくりをスタートするにあたり、このチェックシートを使って、自身の希望やこだわりを整理しましょう。

※絶対に譲れない条件にチェック!

 

1.予算
□土地の予算:           円以内
□建物の予算:           円以内

 

2.土地選び
■立地条件・利便性
□土地の予算:      円以内
□職場などとの距離 約(    )分以内
□希望の沿線や最寄駅 ・沿線:              ・最寄駅:
□最寄駅までの距離 約(    )分以内
□商業施設や医療機関との距離 約(    )分以内
□静かな環境
□子育て環境良好
□治安良好

 

■土地の条件
□敷地面積:     ㎡・坪 以上
□建ぺい率:     % 以上・以下
□容積率:     % 以上・以下
□用途地域:
□防火地域、準防火地域
□接道義務(セットバック)
□(私道の場合)道路の位置指定
□整形地
□角地
□道路付け:東道路・南道路・西道路・北道路
□隣地境界線が明確
□インフラ工事が住宅前まで完了済
□道路や隣地との高低差(擁壁工事が必要になる場合も)

 

□日当たり
□風通し
□ハザードマップ
□浸水想定区域外
□洪水
□津波
□固い地盤
□土砂災害
□その他のこだわり(                                   )

 

3.家づくり
■必要な面積や間取り、階数など
□延床面積:     ㎡・坪 以上
□間取り: ・1K/DK/LDK ・2K/DK/LDK ・3K/DK/LDK ・4K/DK/LDK ・5K以上 
□リビング・ダイニングの広さ:  畳以上
□キッチンの広さ:  畳以上
□主寝室の広さ:  畳以上
□子ども部屋の数と広さ:  部屋 ×  畳以上
□収納広め
□階数:平屋・2階建て・3階建て・4階建て以上
□2世帯・3世帯住宅
□賃貸併用住宅・店舗併用住宅

 

■デザインテイスト、外観・内装・設備のこだわり

□デザインテイスト:・シンプルモダン・和モダン・和風・ナチュラル・リゾート・サーファーズハウス・インダストリアル・コンクリート・カントリー・ログハウス・ヴィンテージ・ヨーロピアン・北欧風・木の家・カフェ風・輸入住宅・ホテルライク・その他(                          )

□外壁: ・サイディング(窯業系、金属系、木質系、樹脂系)

 ・塗り壁 ・モルタル吹付 ・ガルバリウム鋼板

 ・ALC ・タイル ・板張り ・コンクリート打ち放し ・その他(         )

□内装のこだわり:(                                    )

□住宅設備のこだわり:(                                  )

 

 ■外回り・エクステリア
□庭付き:   ㎡・坪 以上
□駐車場: 台分
 □ガレージ □インナーガレージ □カーポート □カースペースがあればよい
□自転車置き場: 台分
□屋上付き:   ㎡・坪 以上
□デッキ・テラス・バルコニー:   ㎡・坪 以上
□門 □塀 □フェンス
□その他のこだわり:(                                   )

家づくりで後悔しないためのポイントは?

家づくりは、決めなければならないことが数多くあるため、わからないこと、迷ってしまうことが多々あると思います。
まずは、家づくりの目的を意識すること、その上で自分たち家族が暮らしやすい家とはどのような家なのか、情報収集をしながらイメージを固めていってください。
多くの場合、限られた予算やスケジュールの中で家づくりを進めることになると思います。自分たちにとって何が大切なのか、こだわりポイントはどこかを考えて、メリハリを付けて家づくりに取り組むとよいでしょう。

スーモカウンターに相談してみよう

この記事では、注文住宅の家づくりで後悔しないためのポイントを、流れ、費用、期間などの側面から詳しく解説しました。家づくりの目的を明確にし、ライフスタイルに合った計画を立てることが重要です。

また、住宅性能やデザイン、間取りなどのこだわりポイントも考慮しながら、理想の家づくりを進めていきましょう。スーモカウンターでは、無料相談も受け付けていますので、ぜひお気軽にご利用ください。

無料の個別相談のほか、「はじめての注文住宅講座」や「ハウスメーカー・工務店 選び方講座」など、家づくりの段取りや、会社選びのポイントなどが学べる無料の家づくり講座も利用できます。ぜひお問い合わせください。

取材・執筆/福富大介(りんかく)、SUUMO編集部
イラスト/青山京子

監修/佐川旭さん
佐川旭建築研究所代表。一級建築士、インテリアプランナー。間取り博士とよばれるベテラン建築家で、住宅だけでなく、国内外問わず公共建築や街づくりまで手がける