フリーコール
0120-070-091
携帯・PHSからも通話料無料
9:00〜21:00
毎日受付

スーモカウンター注文住宅のサービスをご利用いただいて建てたお住まいの
実例を中心に、注文住宅のノウハウをご紹介します。

キッチンはどう選ぶ?レイアウト、素材、開放感などによるキッチンの種類と特徴を紹介

キッチンはどう選ぶ?レイアウト、素材、開放感などによるキッチンの種類と特徴を紹介

家づくりを考える際、キッチンのレイアウトや設備にこだわりたいと思う人は多いものです。毎日使う場所だからこそ、見た目だけでなく機能面にもこだわり、理想のキッチンを実現したいところですよね。

キッチンには、レイアウトや素材の違いによってさまざまな種類があります。そこで今回は、住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所の井上恵子さんにお話を伺い、キッチンの種類と特徴について紹介します。わが家にぴったりのキッチンを選びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

住まいにおけるキッチンの重要性とは?

理想のキッチンを考える前に、まずはキッチンが住まいで果たす役割や機能を理解しておきましょう。キッチンの役割や選び方の重要性を把握することで、自分の暮らしに合ったキッチンをイメージしやすくなります。

キッチンの機能や役割

住宅におけるキッチンの役割としてすぐに思い浮かぶのが、調理をする場所ということですが、今は単に調理をする以上の役割があると、井上さんは言います。

「特にコロナ禍で在宅の時間が増え、家で食事をする機会やキッチンを使う機会も増えています。そのため、単に調理するだけではなく、調理中から後片付けも含めて、家族みんなで関わりたいというニーズが高まっているのです。今はリビングダイニングとつながっているキッチンも多く、キッチンが住まいの中心となって家族の交流を促すという暮らしになってきています」(井上さん、以下同)

キッチン選びの重要性

井上さんによると、家族構成やライフスタイルなどがキッチン選びの重要なポイントになると言います。

「今は食生活のスタイルが二極分化しています。外食や、お持ち帰りを買って帰り家の中で食べる『中食(なかしょく)』が進んでいるため、そのような食事が多い場合、キッチンは小さくていいという考え方もあるでしょう。

一方で、健康管理や栄養、味など、食にこだわりたいという人は、キッチンを重視しています。このように、それぞれのライフスタイルにあったキッチンであることが重要です」

テイクアウトか自炊か考える女性

家族構成やライフスタイルがキッチン選びのポイント(イラスト/ノダマキコ)

新築住宅のキッチンは「システムキッチン」がほとんど

現在の新築住宅では、システムキッチンが一般的です。システムキッチン以外に、間口が90~150cmほどの「ミニキッチン」や、シンク・コンロ・作業台などが独立した「セクショナルキッチン」を採用するケースもありますが、これらは間取りの制約がある場合や、セカンドキッチンなどの特殊な用途の場合が多いため、この記事では「システムキッチン」を主に解説します。

システムキッチンとは、シンク・コンロ・収納・作業台などが、一枚のワークトップ(天板)で一体化されたキッチンのことです。設備同士に継ぎ目や隙間、段差がないため、汚れがたまりにくく、お手入れがしやすいというメリットがあります。

一般的なシステムキッチンのサイズは奥行65cm・間口180~300cmですが、豊富なサイズ展開があり、間取りやレイアウトに合わせて調整できます。さらに、デザインや色、素材のバリエーションも多彩で、食洗機やゴミ箱をビルトインすることで、キッチン周りをすっきりとまとめることも可能です。

キッチンレイアウトの種類と特徴は?

キッチンのレイアウトには、1列型、2列型、L字型、U字型があり、それぞれに壁との関係で、ウォール型、ペニンシュラ型、アイランド型があります。

キッチンの種類

キッチンのレイアウトは12のパターンに分けられる(図:公益社団法人 インテリア産業協会『キッチンスペシャリストハンドブック』に掲載の図を基にSUUMO編集部作成)

「もともとは1列型のウォール型が基本です。ここから、2列型、L字型、U字型、さらにペニンシュラ型、アイランド型へと発展してきました」

これらのレイアウトは、主にキッチンスペースと作業効率によって、どのタイプを選ぶかが決まってくると言います。

作業効率に優れた配置は?

「作業効率を考えるとき、『ワークトライアングル』という考え方があります。シンク、コンロ、冷蔵庫の前面の中心を結ぶ三角形のことで、三角形の線の合計の長さが3600mm~6600mmだと使いやすいといわれています」

ワークトライアングルの図

シンク、コンロ、冷蔵庫を結ぶ「ワークトライアングル」が作業効率に影響する(図:SUUMO編集部作成)

作業しやすい高さは?

「システムキッチンとは、基本的にシンクとコンロが一枚の天板(ワークトップ)でつながっているものをいいます。本来なら、シンク、調理台、コンロはそれぞれの動作に適した高さがありますが、一枚の天板でつながっている場合、一般的にはワークトップの高さは包丁で野菜を切るといった調理作業がしやすい高さにします。
作業しやすい調理台の高さの一般的な目安は『身長÷2+5㎝』です。
なお、2列型であれば、シンクのある台とコンロのある台の高さを変えることができます。コンロは、鍋をのぞき込む動作となるため、調理台の高さ-3cm程度がよいとされています」

身長と天板の高さの違い

作業しやすい天板の高さの目安は、身長÷2+5㎝(イラスト/ノダマキコ)

次に、これらを踏まえて、それぞれのタイプについて見ていきましょう。

1列型

「シンクとコンロが横一列に並ぶ基本のタイプですが、同じ並びに冷蔵庫を置いた場合、横移動の連続となり、ワークトライアングルは形成しません。一人で作業する場合、横移動の距離が長くなると作業効率が高いとはいえず、全長で3600㎜程度が限度とされています。ただし、限られたスペースでも設置できるため、その点にメリットを感じる人にはいいでしょう」

1列型のキッチン

1列型は横移動しかできないため作業効率はあまり高くない(図:SUUMO編集部作成)

2列型

「キッチンを2列にレイアウトしたタイプです。シンクの列とコンロの列で分けるのが一般的。ワークトライアングルがきれいに形成され、使いやすいレイアウトといえます。1列型と比べて横幅は節約できますが、キッチンスペースという面では1列型より広いスペースが必要です。キッチンを広く取れる人向きといえるでしょう」

2列型のキッチン

2列型は作業しやすいレイアウト(図:SUUMO編集部作成)

L字型

「キッチンをL字型にレイアウトしたタイプです。2列型やU字型ほどではありませんが、ワークトライアングルの視点でも作業効率は比較的良いほうだといえるでしょう。広いキッチンスペースが必要なことと、コーナーの下部がデッドスペースになりやすい点がデメリットです。

二人でキッチンに立つ場合、横目に相手の位置が見えるので安心です。二人で作業することが多い家庭に向いています」

L字型のキッチン

L字型は二人での作業がしやすい(図:SUUMO編集部作成)

U字型

「キッチンをU字型にレイアウトしたタイプです。ほとんど動かずに一連の作業ができるため、作業効率が非常に高いのが特徴です。ただし、4つのレイアウトタイプの中では、最もキッチンスペースが必要です。スペースが確保できて、使いやすさにこだわる料理好きの人にオススメです。2つあるコーナー下部の使い方にも工夫が必要です」

U字型のキッチン

U字型は使いやすさにこだわる料理好きの人向け(図:SUUMO編集部作成)

ウォール型

ウォール型は壁付け型ともいい、壁に向かってレイアウトされたキッチンです。

「ウォール型はキッチンの基本形です。あまりスペースに余裕がなくても設置でき、シンクの前に窓を設ければ自然の光や風、眺望などを楽しみつつ料理できるというメリットがあります。

一方、リビング・ダイニングの様子がわかりづらいというデメリットがあります」

ウォール型のキッチン

ウォール型キッチン。シンクの前に窓を設ければ快適(画像/PIXTA)

ペニンシュラ型

「ペニンシュラ」は「半島」という意味で、キッチンの片側が壁面に接している半島型のキッチンのことです。お子さんのいる家庭に人気のある対面式キッチンの多くはこのペニンシュラ型になります。

「調理をしながらリビング・ダイニングにいる家族とコミュニケーションを取れるのが特徴です。アイランド型と比較しても、小さい子どもがキッチンに入らないようにする進入防止ゲートを設けやすいというメリットがあります。

また、手元の立ち上がりやコンロの前に壁があるタイプなら、多少キッチンがちらかっていても隠せるため、忙しい育児中の方には特にオススメです」

木目調が明るい印象のペニンシュラ型キッチン/注文住宅実例

コンロ前の壁や腰壁で手元が隠せるペニンシュラ型のキッチン(写真/相馬ミナ)

この実例をもっと詳しく→
憧れのプロヴァンステイストの明るい空間で、ゆったりとした暮らしを楽しむ

ペニンシュラキッチンについて、もっと詳しく→
ペニンシュラキッチンの魅力とは?メリット・デメリットやプランニングのポイントを解説

アイランド型

キッチン周囲(四方)に空間があって島状になっているキッチンをアイランドキッチンと呼んでいます。

「開放感があって、複数人で使いやすい、コミュニケーションが取りやすいといった特徴がありますが、広いスペースが必要になります。

料理と食事をみんなでわいわい楽しみたい人、来客が多い人、ホームパーティをしたい、料理教室を開きたいという人にはオススメです。ただし、周囲からキッチンの様子が丸見えなので、きちんと片付けができる人向けでもあります」

埼玉県の注文住宅実例

開放的なアイランドキッチンは片付けのできる人向け(写真/Sさんご本人)

この実例をもっと詳しく→
広くて天井が高く開放的なLDKと 便利な水まわり動線をかなえた家

アイランドキッチンについて、もっと詳しく→
アイランドキッチンの魅力とは? メリット・デメリットを実例とともに紹介!

キッチンと間取りの関係について、もっと詳しく→
キッチンの間取りはどうする? よくある失敗と参考にしたい実例5選

開放感に注目したキッチンの種類と特徴は?

最近のキッチンは、開放的かどうかも重要なポイントになってきています。そこで、開放感に注目した場合のキッチンの種類と特徴について紹介します。

クローズドキッチン

リビングやダイニングと一体化していない、独立した個室になっているキッチンをクローズドキッチンと呼びます。

「調理に集中でき、作業効率が高いのが特徴です。壁が多いため収納を確保しやすい点もメリット。他の部屋に、音や匂いが漏れにくく、片付けにもそれほど気を使わなくて済みます。油ハネもキッチン内で完結するため掃除もしやすいです。
一方で、リビング・ダイニングの様子がわかりづらく、寂しく感じる人がいるかもしれません。

調理に集中したい人、来客が多く、お客さまにはリビングでゆっくりくつろいでほしい人に向いています」

クローズドキッチンなら、ドアを閉めることで調理中の煙や臭いがリビングに広がるのを防げます。また、ペットを飼っている家庭にもオススメです。ドアを閉めれば、犬や猫がキッチンに入りにくくなり、いたずらを防げるうえ、衛生環境を保つことができます。さらに、調理器具やコンロの火によるケガのリスクも軽減できます。

クローズドキッチン

アメリカンレトロな壁紙と白タイル、かまち扉がおしゃれなキッチン(写真/片山貴博)

この実例をもっと詳しく→
サーフボードは玄関に収納、猫たちのトイレは壁の中の小部屋に。3人と3匹が心地よく暮らせる吹抜けの家

セミオープンキッチン

クローズドキッチンとオープンキッチンの中間的な位置づけのキッチンです。腰壁や吊戸棚などでリビングやダイニングと部分的に仕切られており、半個室になっているのが特徴です。

「吊戸棚の設置によって、オープンキッチンよりは収納力を高めることができます。リビング・ダイニングの様子を見つつ、自分の手元は見せたくないという人にもいいですね。子育て中、共働きの人などにオススメです。
クローズドキッチンよりはリビング・ダイニングに匂いや音が漏れやすいですが、コンロの前が壁になっているものが多く、そのようなタイプだと油ハネの心配は少ないでしょう」

セミオープンキッチン

半個室のセミオープンキッチンは、子育て中の人にオススメ(画像/PIXTA)

オープンキッチン

オープンキッチンは、周囲を壁で仕切られていないキッチンのことです。

「勘違いされやすいのですが、対面式かどうかは関係ありません。ウォール型でもリビングやダイニングと一体化していれば、オープンキッチンです。リビングやダイニングと一体になっているので、クローズドキッチンと比べて面積を節約できる点と、調理、食事、くつろぐという行為が一つの空間でできるので、家族で交流しやすい点が特徴です。

ただし、対面式のオープンキッチンの場合、収納力が少ないのが難点。背面に大容量の収納を設けるなどの工夫が必要です。リビング・ダイニングに匂いや音が漏れやすく、対面式のものは油ハネにも気をつけなければなりません。」

オープンキッチンの実例

開放感あふれるオープンキッチン。家族とも交流しやすい(写真/本美安浩)

この実例をもっと詳しく→
お互いの生活音を気にせず、6人が快適に暮らす二世帯住宅

この実例をもっと詳しく→
オープンキッチン人気の秘密とデメリット緩和のひと工夫

素材や機能などに注目したキッチンの種類と特徴は?

キッチンは、素材や機能などに注目して選ぶこともできます。ここでは、特に人気の高いキッチンについて紹介します。

カウンターキッチン

基本的に対面式で、配膳やちょっとした作業に使える「カウンター」のあるものが、カウンターキッチンと呼ばれています。

「カウンターがついている側には壁がなく、視界が開けているため、調理する人にとっては開放感が感じられます。また、調理中でも家族とコミュニケーションを取りやすい点、配膳や後片付けがラクな点もメリットです。

一方、臭いがリビング・ダイニングに広がる、油ハネや水ハネする、キッチンの中が見えてしまうといった対面式ならではのデメリットもあります」

家族の顔が見やすく会話のできるカウンターキッチン/注文住宅実例

カウンターキッチンは家族とのコミュニケーションが取りやすい(写真/笠飯幸代(コマーシャルスタジオRizmo))

この実例をもっと詳しく→
信頼できる担当者とつくる、デザインも資金計画も満足の二世帯住宅

この実例をもっと詳しく→
カウンターキッチンの魅力とは? メリット・デメリットを実例とともに紹介!

ステンレスキッチン

キッチン選びにあたり、ワークトップをどの素材にするかは、好みの分かれるところです。ワークトップの素材としては、昔からあるステンレスが代表的ですが、最近はワークトップ以外のボディや収納もステンレスで統一したステンレスキッチンが人気になっています。

「ステンレスキッチンの特徴は、プロ感のあるデザイン性と、頑丈で汚れがつきにくく、軽く拭くだけで汚れが取れ、お手入れしやすいといった機能性の高さです。最近はバイブレーション、エンボス加工などで表面加工されたものもあり、キズを目立たなくし、かつ表情を出しています。
ファンは多く、家庭の中にプロ風のキッチンを再現できるところに魅力を感じて、ステンレスキッチンを選ぶ人もいます」

ステンレスキッチンの実例

洗練されたプロっぽさが魅力のオールステンレスのキッチン(写真/河原大輔)

この実例をもっと詳しく→
デザインにこだわったわが家完成までの道のりは、楽しくてワクワクすることばかりだった

ステンレスキッチンについて、もっと詳しく→
ステンレスキッチンの魅力とは? 機能性、デザイン性からお手入れ方法まで

キッチンに用いられる素材の種類は?【SUUMO編集部】

キッチンに使われる素材にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。ここでは、ワークトップ(天板)とキッチンシンクに使用される主な素材について紹介します。

ワークトップ(天板)

キッチンのワークトップには、主に以下の素材が使われています。

素材 特徴
ステンレス
  • 金属素材で、耐水・耐熱・耐久性に優れており、コストパフォーマンスも高い
  • キズがつきやすいため、エンボス加工やバイブレーション加工などで目立ちにくくする必要がある
セラミック
  • 焼き物の一種で意匠性があり、熱やキズに強く、汚れが染み込みにくい
  • 価格が高めで、板の角や設備のつなぎ目など部分によっては、強い衝撃で割れてしまうことがある
ウッド
  • 木材ならではの温かみのあるデザインが魅力
  • 他の素材よりも強度と耐水性が低く、定期的なメンテナンスが必要
メラミン
  • 合板などの上からメラミン化粧板を接着させてつくられており、柄や色が豊富でデザイン性に優れている
  • 商品によっては熱に弱いことがデメリット
タイル
  • 耐熱性・耐水性に優れており、海外風のおしゃれなキッチンにオススメ
  • 時間経過によって目地が黒ずみやすく、お手入れがしにくい
人工大理石
  • アクリル系やポリエステル系の樹脂でつくられており、大理石のような見た目が魅力的
  • 耐水性・耐久性は高いが、商品によっては熱に弱い
天然石
  • 御影石などの天然石でつくられており、自然のぬくもりや質感を楽しめる
  • 素材の運搬や施工に手間がかかる分、高額になりやすい
人工水晶石
  • 粉砕した水晶と樹脂でつくられており、天然石の質感を再現しながら加工のしやすさや軽量化を実現している
  • キズに強く耐久性に優れているが、人工大理石と比べると重く、価格も高くなりやすい

キッチンシンク

キッチンシンクに使われる主な素材は以下のとおりです。

素材 特徴
ステンレス
  • 古くからシンクに使われている金属で、耐熱・耐久・耐摩耗性に優れている
  • さび止め加工がされているが、塩素系漂白剤や醤油・塩などの塩分の付着でサビができてしまうことがある
ホーロー
  • 金属の下地の上にガラス質の釉薬を焼き付けた素材で、水や熱、キズに強く、掃除がしやすい
  • 重く硬いものを落とすと割れることがあり、取り扱っているメーカーが少ないなどのデメリットがある
人工大理石
  • 樹脂によって大理石の質感を再現しており、耐久面やデザイン性に優れている
  • 塩素系漂白剤を使うと変色してしまったり、クレンザーや金属たわしで擦るとキズができてしまったりすることがある
人造大理石
  • 粉砕した天然の大理石をセメントや樹脂で固めた半人工素材で、安価かつ高級なデザインが魅力
  • 水に強く耐久性は高いが、熱で変色や醤油などの液体によってシミができるなどのデメリットがある

キッチン選びのポイントは?

最後にあらためて井上さんに、キッチン選びのポイントを聞きました。

「キッチンを選ぶとき、使いやすさや見た目なども含め、こだわりたいポイントは多くあります。これからは、例えば男・女共に使いやすいこと、一人ではなく複数人で使うシーンが増えるかも、など、誰がどのように使うかもポイントになるでしょう。今だけではなく、将来のことも考えて選ぶという視点があってもいいですね。

また、レイアウトも大事ですが、作業環境も重視してほしいと思います。長時間過ごすなら、暑さ寒さへの対応を忘れてはいけません。そのほかにも、防災用の備蓄を収納しやすいか、省エネ対応がなされているかといった視点も大事です」

スーモカウンターに相談してみよう

「どうやって進めたらいいのかわからない」「キッチンのプランニングが得意な建築会社はどうやって選べばいいの?」住まいづくりにあたって、このような思いを抱いているなら、ぜひスーモカウンターに相談を。スーモカウンターでは、お客さまのご要望をお聞きして、そのご要望を叶えてくれそうな依頼先を提案、紹介します。

無料の個別相談のほか、「はじめての注文住宅講座」や「ハウスメーカー・工務店 選び方講座」など、家づくりのダンドリや、会社選びのポイントなどが学べる無料の家づくり講座も利用できます。ぜひお問い合せください。

取材・執筆/福富大介(りんかく)、SUUMO編集部
イラスト/ノダマキコ

取材協力/井上 恵子さん
住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所 所長。一級建築士、インテリアプランナー。 大学非常勤講師として「住宅リフォーム計画」「キッチンデザイン論」を担当