住宅の外壁材として最もポピュラーなのがサイディングです。これほど普及するのにはどのような理由があるのでしょうか。一級建築士の佐川旭さんにサイディングの魅力・メリットと、デメリットを伺います。
サイディングの種類、メンテナンス・補修の費用相場、家づくりでサイディングを採用した先輩方の実例やサイディングを採用する場合のポイントについても紹介していますのでお役立てください。
外壁に使われるサイディングとは?
サイディングとは、建物の外壁として使用される板状の建材のことです。
「現在、住宅の外壁の大半にはサイディングが使用されています。サイディングは水を使わない乾式工法で施工でき、工期を短縮できるため、多くの住宅で採用されているのです。また、職人によって仕上がりが左右されにくい点も大きな特徴です」(佐川さん、以下同)
サイディングの種類・分類
一口にサイディングといっても、素材によって主に次の4つに分類されます。
窯業系 | セメント質と繊維質を主原料とした混合原料を成型したもの |
---|---|
金属系 | ガルバリウム鋼板(※)などの金属を成型したもの |
木質系 | 木材を板状にしたもの |
樹脂系 | 塩化ビニルを主原料とする樹脂を成型したもの |
※ガルバリウム鋼板は日鉄鋼板の登録商標です
外壁にサイディングを採用するメリットとは?【SUUMO編集部】
現在は多くの住宅でサイディングが外壁材として用いられていますが、どのような理由によるのでしょうか。外壁にサイディングを採用するメリットについて解説します。
初期費用が抑えられる
まずは、初期費用が抑えられることが挙げられます。家づくりには高額な資金が必要となり、建てた後もメンテナンス費用が発生するとなれば、初期費用を抑えられるのであればそれに越したことはありません。
しかし、安ければそれで良い訳でもないのが家づくりです。サイディング以外の主な外壁にはALCパネル、タイル、モルタルなどがありますが、一般的にALCパネル、タイルはサイディングよりも高くなります。
一方でモルタルはサイディングよりも安いのですが、職人の腕により品質に偏りが出る傾向があり、ヒビ割れに弱いという特徴があります。このような点から一定の品質が保たれ、初期費用が抑えられるサイディングは高い魅力を持つ建材として広く普及しています。
デザインの選択肢が豊富
外壁材としてのサイディングの魅力の大きな要素は、デザインの選択肢が豊富なことです。特に窯業系では、レンガ柄、タイル柄、石柄、木目柄など実に豊富なデザインの中からサイディングを選ぶことが可能です。サイディングの中でも凹凸が強く、風合い豊かなデザインのものがあり、外壁材にレンガやタイルを用いた場合よりも費用を抑えることができ、かつ、格調高い外観を演出できます。
また、シャープでモダンな外観が好みであれば金属系のサイディング、木のぬくもりが感じられるデザインが好みであれば木質系のサイディングを選択肢に含めることでさらにバリエーションが豊富になります。きっと、気に入るデザインのサイディングが見つかることでしょう。
工期が短くて済む
サイディングは工場で大量生産しているため、製造コストが抑えられると同時に工期が短くて済むというメリットが得られます。
外壁の施工方法には湿式と乾式の2つがあります。湿式とはモルタル、コンクリートなどを現場で水を混ぜて練って、それを職人が塗って仕上げる工法です。塗るのにも手間と時間を要しますが、乾かすのにも時間を要します。
これに対してサイディングなどを使った外壁の施工方法を乾式といい、壁のサイズに合わせてカットしたサイディングを外壁に張りつけていく工法です。一定の品質を保ちやすく、工期も短くて済むという特徴があります。工期が短くなればそれだけ人件費などが抑えられるため建築費が安くなりますし、建て替えであれば仮住まいの期間が短くなるなどのメリットが多くあります。
【種類別】サイディングの外壁にはどんなメリット・デメリットがある?
窯業系、金属系、木質系、樹脂系の4種類のサイディングには、それぞれメリット・デメリットがあります。どのようなメリット・デメリットがあるのか、種類別に紹介します。
窯業系サイディングのメリット・デメリット
メリット
「耐震性と耐火性に優れています。デザインバリエーションも豊富で、色あせやヒビ割れも少ないという特徴があります」
デメリット
「窯業系サイディングのパネルとパネルのつなぎ目に使われるコーキング(シーリング)が劣化しやすく、劣化すると雨水などが浸入する可能性があるため、定期的にメンテナンスをする必要があります」
金属系サイディングのメリット・デメリット
メリット
「金属といっても、断熱材が裏打ちされているため、断熱性や遮音性は高いです。また、窯業系ほどバリエーションはありませんが、金属ならではの素材感を活かしたスタイリッシュな外観デザインが可能です。軽量なので、施工しやすく自由自在に加工できる点、建物への負担が少ない点もメリットです。耐用年数も長く、日々のメンテナンスもしやすいのが特徴です」
デメリット
「環境によってはサビが出ることがあります。また、大きな衝撃が加わるとへこみます。コストは5000円~6000円/m2のものが多く、平均的な窯業系と比べると、少し割高になります」
木質系サイディングのメリット・デメリット
メリット
「木の持つ素材感、ぬくもりが感じられる点と、断熱性の高さがメリットです」
デメリット
「吸水性が高く汚れやすいので、表面塗装のメンテナンスをこまめに行う必要があります。また、防火性という面では他の材質に劣ります」
樹脂系サイディングのメリット・デメリット
メリット
「軽くて耐震性や施工性が高く、シーリングを使わないのでメンテナンス性も高いというメリットがあります。防水性も高く、樹脂ならではの色調があります」
デメリット
「防火性や遮音性、断熱性はあまり高くありません。日本ではあまり普及していないのでコストも高くなります」
4種類のサイディングの特徴まとめ
これまでみてきたメリット・デメリットを含め、4種類のサイディングの特徴を佐川さんが一覧表にまとめたものがこちら。サイディングの材質を比較検討したいときなどには、ぜひ参照してください。
窯業系 | 金属系 | 木質系 | 樹脂系 | |
---|---|---|---|---|
色調 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
耐久性 | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ |
防汚性 | ◎ | ◎ | △ | 〇 |
耐傷性 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
防火性 | 〇 | △ | × | △ |
遮音性 | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
断熱性 | 〇 | ◎ | 〇 | △ |
防水性 | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ |
施工性 | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ |
サイディングのメンテナンス・補修の目安は?【SUUMO編集部】
サイディングは高い耐久性からまるでメンテナンス費用が不要かのような言われ方をすることがあります。しかし、実際にはメンテナンスが必要です。メンテナンスや補修の時期や費用相場などについて解説します。
サイディングの塗装リフォーム
サイディングの寿命は、種類や環境によっても異なり、一般的に窯業系で20〜40年、金属系で20〜40年、木質系で15〜30年といわれます。
しかし、サイディングに使われている塗料のほうが先に劣化してしまうため、塗料の塗り直し(塗装)が必要となります。一度塗装した後も、定期的に塗装リフォームを行う必要があります。塗装のサイクルはが窯業系や木質系だとおおむね10年程度、金属系でおおむね15年程度です。塗り替え費用の相場は、約80万円~120万円です。
塗装リフォームのメリットは、ほかのリフォーム方法と比べて工事費用が安いことです。
一方、割れなど傷みが激しい場合は、塗装リフォームだけで美観を向上させたり、機能を維持したりするのは難しくなります。
ただし、環境によっても劣化の速度は異なりますので、次で解説する劣化の症状を確認しながら、メンテナンスの実施の検討をされることをお勧めします。
サイディングの重ね張り・張り替えリフォーム
サイディングの補修が必要となる症状には軽度のものから重度のものまであります。部分的なカビやコケの発生、色あせなどは比較的軽度な劣化症状です。緊急性は高くありませんが、劣化が進まないうちに補修を検討しても良いかもしれません。サイディングのつなぎ目のシーリング(コーキング)のヒビ割れ、触ると白い粉が手につくチョーキング、サイディングボード自体の反り、変形、変色、ヒビ割れ、剥がれなどの劣化による症状がみられたら早急に補修を行うようにしましょう。
紫外線や物理的な損傷などによりサイディングの防水性能が落ちていますので、放置してしまうと壁内に水や害虫が入り込むなどして劣化が更に進み、家全体に大きなダメージを与える原因となってしまいます。
サイディングの補修方法には、「重ね張り(カバー工法)」と「張り替え」の2種類があります。
重ね張り(カバー工法)は、既存のサイディングの上に新しいサイディングを張る方法です。既存のサイディングを撤去しないため、工期が短く、撤去費用もかかりません。
張り替えは、既存のサイディングをすべて撤去し、新しいものに交換する方法です。この工法では、外壁内部の下地や防水シートの状態も確認できるため、雨漏りや内部の劣化が進行している場合に適しています。
どちらの方法を選ぶかは、建物の状態や予算に応じて決める必要があります。重ね張り(カバー工法)は、コストを抑えつつ外観を一新できるメリットがある一方で、張り替えは、建物の長期的な維持に適した確実な方法です。リフォームを検討する際は、専門業者に相談し、建物の状態を詳細にチェックしてもらうことをお勧めします。
サイディングのメンテナンス・補修の費用相場
サイディングのメンテナンス・補修の費用相場はどのくらいになるのでしょうか。サイディングの塗装リフォームでは、30坪程度の一戸建て住戸にシリコン系塗料を用いる場合で約80〜120万円(足場代を含む)です。
なお、塗料の種類により費用は変動し、ウレタン系だとフッ素系より安くなり、フッ素系、ラジカル系などは高額になる傾向があります。
シーリングの張り替え、重ね張りなどの費用相場は下記のとおりです。
シーリング張り替え | 800円〜1200円/㎡ |
---|---|
シーリング重ね張り | 500円〜900円/㎡ |
部分張り替え | 10万円〜30万円/㎡ |
ヒビ割れ補修 | 300円〜1700円/㎡ |
上記費用はあくまで目安としての相場で、サイディングのコンディションや施工条件などで変動しますのでご了承ください。実際にメンテナンスを依頼する際には複数の会社から見積もりを取り、比較検討されることをお勧めします。
外壁にサイディングを選んだ先輩たちの実例を紹介!
スーモカウンターで外壁にサイディングを採用した住まいを建てた先輩たちの実例を紹介します。その人たちが、どんな点にこだわり、どんな住まいを実現したのか、実例を参考に学んでいきましょう。
【case1】高耐久のサイディングで住まいのランニングコストをセーブ
子どもが生まれたのを機に、一戸建てを建てることを決意したSさん夫妻は、住宅展示場で出会った工務店と話を進めていましたが、1社だけで決めることに不安を感じてスーモカウンターを訪れました。
そこで、立地への思いと、間取りや素材の希望を伝えると、紹介された5社の中に気になる1社を発見。「デザイン的にも気に入り、低コストで自由度の高い家が建てられそう」と感じたSさん夫妻は、この会社と住宅展示場で出会った会社の2社で検討を進めることに。最終的には、スーモカウンターで見つけた会社に紹介された土地が気に入り、建物と一緒にこの会社へ依頼することにしました。
機能性にこだわりたい夫は、空調がよく効くようにと、リビングの大きな窓をオプションでトリプルガラスに変更。また、モダンなブラックの外壁には、コーティング剤を使わない高耐久のサイディングを採用しました。結果的に、住まいのランニングコストを抑えることに成功したと大満足です。
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効率の良さとリラックス感を兼ね備えたむく床の家
【case2】親水コート材のレンガ調サイディングを外壁とバルコニーに採用
築60年の実家で、母と暮らしていたIさんは、老朽化が気になり建て替えを決意。知人や親戚から紹介してもらった建築会社の他に、第三者目線からの提案や紹介も必要だと考え、スーモカウンターを訪れました。
スーモカウンターでは、ローコストで耐震性能にこだわった家を建てたいことなどを話したIさん。その日は6社を紹介され、後日各社を訪問した中で、耐震性能の高い家づくりで知られる1社に惹かれました。そこで、その会社と知人から紹介してもらった建築会社との2社で検討を進め、最終的にはIさんへの配慮や提案、担当者の人柄が決め手となり、耐震性能が魅力の建築会社と契約。
完成した新居は、前後で外壁の色を変えた、モダンで明るい2階建て。外壁のレンガ調のサイディング材は、ランニングコストを抑えた親水コートの素材をセレクトし、裏側だけ赤系の色調にして変化をつけました。花火が見られるバルコニーにも外壁と同じサイディング材を採用しています。
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母と暮らす平屋の実家を快適な2階建へ建て替え
【case3】アメリカンハウスの外観を実現した、こだわりのサイディング
妻の両親との同居を視野に入れて住まい探しを始めたOさんは、遊びに出かけた場所で見つけたスーモカウンターで相談することに。そこで、予算の立て方や建築会社の選び方など具体的な話を聞き、依頼先候補を5~6社紹介されました。
昔からアメリカンスタイルのフラットハウスにあこがれていたOさん、どうしても平屋にしたいというこだわりがあり、最終的には予算面で相談に乗ってくれそうな2社に絞り、平屋へのこだわりを理解してくれた1社に決定。
Oさんが特に重視したのは、外壁の素材や色。特にサイディングはアメリカンハウスの特徴にもなるので、何度もPCでシミュレーションしたり、実例画像をネットで検索したり、メンテナンスのことも考えて吟味しました。同じ床面積でも、平屋は外壁部分が広くなるので予算もかかりましたが、DIYでできることとプロに任せることを分け、予算内に収めることができたと大満足です。
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「平屋の家で二世帯住宅」をかなえるために、DIYを採り入れて上手にコストダウン
【case4】メンテナンスのことを考え、ガルバリウムの外壁を採用した平屋
昔ながらの間取りに不便を感じて建て替えを考えていたHさん夫妻は、夫の友人からスーモカウンターを紹介されて訪れてみることに。
夫妻の希望は、平屋であること。家事効率のいい間取りと断熱性、耐震性も重視しました。建て替えを念頭に3社紹介してもらい、各社との打ち合わせを経て、1社が気に入りましたが、土地から探すことに予定が変わり、家づくりは1年間中断することになります。
その後、町内に売地が出たのをきっかけに再びスーモカウンターを訪れ、前回検討していた1社と家づくりを再スタート。完成した家は、動線が工夫されており、家事効率が抜群に向上。外壁にはメンテナンスがラクなガルバリウムを採用しました。信頼できる建築会社と共に歩んだ家づくりに、Hさん夫妻は「満足しています!」と喜んでいます。
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計画変更を経て、1年越しでスーモカウンターを訪ねて建てた平屋
【case5】母こだわりのガルバリウムで、スタイリッシュな外観を実現
結婚を機に二世帯住宅を建てることを決めたIさん夫妻は、信頼できる担当者と出会う近道になることを期待してスーモカウンターを訪問。当日は、要望をもとに窓口の担当者から4社の建築会社が紹介されました。
最終的に一番親身に相談に乗ってくれた会社に依頼することに決め、月に2~3回ほどの周期で営業担当者と打ち合わせしながら、プランを詰めていきました。
完成したのは、各世帯のプライバシーは守りつつもお互いに生活のしやすさを大切にした二世帯住宅です。外壁にガルバリウムを採用したのは、母のこだわり。耐久性に優れている上、グリーンとシルバーのコントラストはスタイリッシュな印象にもつながっています。
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信頼できる担当者とつくる、デザインも資金計画も満足の二世帯住宅
【case6】サイディングと塗り壁を組み合わせた外壁の家
義実家から徒歩5分のマンションに暮らし、二世帯近居としていたTさん。
しかし、徒歩5分とはいえ行き来が大変で、それならば二世帯住宅を建てて一緒に暮らそうと考えたのが家づくりのきっかけです。自分で探した建築会社と打ち合わせるもどうしても思い通りのプランにならず、情報収集に使っていたスーモの情報誌で見たスーモカウンターのことを思い出し、解決の糸口を探るため訪問。
予算と好みから4社の紹介を受け、2社に絞り込んだ後、実際に建築会社が建てた家をみせてもらい、個性を大事にしていると感じた会社に最終的に決めました。外壁の建材の選択肢が豊富で、建築会社から提案を受けたサイディングと塗り壁の組み合わせがとても気に入っているほか、すべての希望がかなった家づくりができて大満足だそうです。
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広々とした土地に二世帯住宅を建てピアノの練習も子育てもしやすく
【case7】街並みに溶け込むような白いガルバリウムの外観の家
築50年ほどの自宅からの住み替えを考えていたKさん。両親が所有していた土地に終の住処(ついのすみか)を建てることにしました。オリジナリティある住まいづくりができそうな会社にお願いしたいと考え、CMなどで知っていたスーモカウンターへ相談することにしました。
要望をかなえてくれそうな建築会社4社の紹介を受け、プランと見積もりを出してもらいましたが、最終的に決め手となったのは外壁素材と担当者の相性です。特に外壁にはこだわりがあり、ガルバリウムを使った外壁デザインの家が理想だったため、ガルバリウムの施工に対応できることが譲れない条件でした。
街並みに溶け込むような白いガルバリウムの外観はスタイリッシュで、思っていた以上に良い仕上がりとなり、大変満足の家が完成しました。
この実例をもっと詳しく→
白いガルバリウムの外壁にとことんこだわって、ようやく完成した終の住処
外壁にサイディングを採用するにあたってのポイント
最後にあらためて佐川さんに、外壁にサイディングを採用するにあたってのポイントを聞きました。
「窯業系サイディングは、コーキング(シーリング)が劣化しやすい点がデメリットでしたが、最近はシーリングレスのサイディングも出ています。初期コストは多少高くなりますが、メンテナンス費用は抑えられるというものです。このように技術は日々進歩しているため、最新の工法や建材などもチェックしておくといいでしょう」
スーモカウンターに相談してみよう
「どうやって進めたらいいのかわからない」「建築会社はどうやって選べばいいの?」「建築会社によって使える外壁は変わるの?」住まいづくりにあたって、このような思いを抱いているなら、ぜひスーモカウンターに相談を。スーモカウンターでは、お客さまのご要望をお聞きして、そのご要望をかなえてくれそうな依頼先を提案、紹介します。
無料の個別相談のほか、「はじめての注文住宅講座」や「ハウスメーカー・工務店 選び方講座」など、家づくりのダンドリや、会社選びのポイントなどが学べる無料の家づくり講座も利用できます。ぜひお問い合わせください。
イラスト/タイマタカシ
佐川旭建築研究所代表。一級建築士、インテリアプランナー。間取り博士とよばれるベテラン建築家で、住宅だけでなく、国内外問わず公共建築や街づくりまで手がける